(左)紫金山ーアトラス彗星(C/2023 A3)は夕暮れ時かなり高い位置にあり長時間観察が容易になってきました。明るい都会の空でも望遠鏡を使えば依然として尾をはっきりと捉えることができます。まだしばらくは楽しめそうです。撮影条件:スカイウオッチャー40cm反射/キャノンEOS6Dカメラ、ISO3200、露出10秒、2024年11月8日18時6-9分. 11枚をDSSスタック。自宅にて。
はくちょう座デネブ近くの北アメリカ星雲(上左)とペンギン星雲(上右)の部分的拡大です。有名な星雲なので全体像はよく知られていますが、大きな星雲なので部分的に拡大されるとわかりにくいものです。左は北アメリカのメキシコ湾、右はペンギンの顔とくちばしの拡大です。青く光る星はペンギンの ”眼”ではありません。撮影条件:スカイウオッチャー40cm反射/キャノンEOS6Dカメラ、ISO12800、露出10秒、2024年11月8日18時6-9分. 130枚(左)、50枚(右)をDSSスタック。自宅にて。古川天文趣味工房
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2024年11月11日月曜日
2024年11月5日火曜日
Seestarで撮った紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3))(10月30日)
2024年11月4日月曜日
遠ざかる紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3))(10月30日)
2024年10月28日月曜日
沈みゆく紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3))(10月21日)
2024年10月24日木曜日
Seestar S50で撮った紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 )(10月21日)
2024年10月23日水曜日
根尾うすずみ温泉郷で見た 紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)(10月21日)
昨日初めて紫金山-アトラス彗星を撮影できたことが励みとなり、長い尾をできるだけ暗い空で撮影しようと本巣市根尾にでかけました。しかし期待に反し、日没後の西空にはたくさんの雲がわき始め、とても観測は不可能かと思われた19時近くになって急速に雲がなくなって西空が晴れ上がりました。それから彗星が沈むまで機材をフル回転。忙しさと幸せが一杯の30分間でした。以下にその成果を披露します。
二つの光学系で撮影した紫金山-アトラス彗星です。市中の明るい空では尾は短くしか映りませんでしたが、根尾の暗い空のもとではダストテイルが長く伸びています。濃いダストテイルと、それとは反対方向に伸びる淡いアンチテイルが印象的です。
近くに二つの球状星団、M10とM12があり、80㎜画像に写り込んでいました(下図)。
タカハシ60mm屈折望遠鏡(f250mm, F4.1) /キャノンEOS6Dカメラ、ISO800、露出10秒、2024年10月21日19時02-5分. 10枚をDSSスタック。本巣市根尾門脇 うすずみ温泉にて
2024年10月22日火曜日
紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)(10月20日)
2024年10月6日日曜日
直線の壁(7月27日)(星ナビ11月号に入選)
2024年9月25日水曜日
今朝の木星(9月25日)
2024年9月22日日曜日
土星(9月20日)
2024年9月17日火曜日
仲秋の名月(9月17日)
2024年9月9日月曜日
木星と火星(9月5日)
2024年9月6日金曜日
ジャンセン、レイタ谷と南の海(2024年5月14日)(天文ガイド10月号 「読者の天体写真」に入選)
2024年9月1日日曜日
ある日の観測所風景(8月15日)
アルフォンススとアルザッケル(7月27日)
2024年8月19日月曜日
今朝の木星(8月19日)
2024年8月14日水曜日
ペルセウス座流星群(8月12日、13日)
2024年8月1日木曜日
ティコ周辺(7月28日)
クラビウス周辺(7月28日)
月面南部のクレーター群(7月28日)
2024年7月28日日曜日
輪が細くなりつつある土星(7月28日)
2024年7月24日水曜日
チューリップ星雲(Sh2-101)(7月6日)
2024年7月23日火曜日
網状星雲東側(NGC6992)(7月6日)
網状星雲西側 (NGC6960)(7月6日)
2024年7月15日月曜日
オメガ星雲(M17)(7月7日)
わし星雲(M16)(7月7日)
2024年7月11日木曜日
ブルーフラッシュ星雲(7月6日)
三日月星雲(NGC6888, Sh2-105)(7月6日)
2024年6月30日日曜日
網状星雲(NGC6992)(6月14日)
2024年6月25日火曜日
バタフライ(蝶)銀河(5月8日)
2024年6月24日月曜日
アレイ状星雲 (M27)(6月14日)
2024年6月11日火曜日
三裂星雲(M20)(6月4日)
前面に暗黒星雲があるため赤い星雲は三つに分裂しているように見え、三裂星雲と呼ばれています。この赤い星雲は上部と周辺に青い反射星雲をまとっていて、赤と青のバランスが美しい星雲です。すぐ南にある干潟星雲(M8)とともに天の川を彩っています。当観測所は南天の観望に難があり今回はM8を撮影できませんでした。撮影条件:SW DOB16反射望遠鏡 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6Dカメラ/QBPフィルター/ISO12800, 露出8秒で撮影した20コマをDSSスタック。撮影時刻 2024年6月4日 22時49分~53分, 自宅にて。
2024年6月10日月曜日
わし星雲の "創造の柱"(M16 + IC4703)(6月4日)
子持ち銀河 M51(6月5日)
2024年6月6日木曜日
ポシドニウスからフンボルト海まで(5月14日)
2024年5月17日金曜日
かみのけ座のエッジオン銀河 (NGC4565)(5月4日)
銀河を真横からみたエッジオン型銀河で最も大きいかみのけ座のNGC4565銀河です。昨年12月3日にはアンドロメダ座のエッジオン型銀河NGC891についてもブログ掲載しています。銀河の中央に走る黒い筋状の構造は銀河の縁の暗黒星雲によるものです。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/ISO1800、露出50秒 x 10コマをDSSスタック。2024年5月4日23時45分〜55分, 自宅にて
2024年5月13日月曜日
回転花火銀河 (M101)(5月4日)
3月15日にも同じ光学系によるM101銀河を掲載していますが今回の方が出来はよいようです。1年前の2023年5月20日に山形県の板垣公一さんがこの銀河の腕のひとつに超新星2023ixfを発見されています。残念ながらもう減光してしまっていますが。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出40秒で撮影した11コマをDSSスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年5月4日22時20分~29分。自宅にて。
2024年5月12日日曜日
ひまわり銀河(M63)(5月4日)
M51子持ち銀河(5月4日)
M94銀河(5月4日)
2024年5月11日土曜日
春を呼ぶ球状星団(5月5日)
M82銀河(5月5日)
2024年4月23日火曜日
Seestar撮影画像の処理(4月23日)
2024年4月20日土曜日
Seestarによる撮影画像 続き(M101, M63, M97)(4月9日)
2024年4月13日土曜日
話題の「ZWO Seestar」で銀河を撮影してみました(M81, M82, M51)(4月9日)
中国の天体撮影機器メーカーZWO社が発売した「Seestar」という天体望遠鏡ないしは天体自動撮影装置とでもいうべき商品が評判です。ほとんどお任せで自分は何もしなくても天体写真が撮れるという驚くべき装置です。youtubeやCMなど見るにつけ、高い機能に対するコスパがきわめてよい印象をもち、昨年の秋に購入しました。しばらくは本格的に使用することもなかったのですが春になって色々試しはじめました。今回は春の渦巻銀河、画面左からM82、M81、M51を撮影し、全く画像処理しないまま並べてみました。撮影中、20秒ごとの画像が自動的にスタックされています。小さい文字ですが画像下方に銀河の名前と撮影時間が自動的に記されています。M82は60分露出なので180枚の撮影フレームがスタックされ、M81は10分で30枚のフレーム、M51は15分の露出で45枚のフレームがスタックされた画像です。やや彩度が弱い印象ですが、望遠鏡の口径がたったの5cm、画像が未処理、空の明るい自宅庭での撮影であることなどを考えるとこの写りは驚きというほかありません。