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2012年12月30日日曜日

CCDカメラのディープスカイ感度





Sky Watcher DOB GOTO16 望遠鏡 (40センチ) の直接焦点でオライオンDSVII2カメラの感度を変えながらオリオン大星雲を撮影しました。5-10秒間の動画をRegistax6で処理(スタックのみ)したものです。この画像とほぼ同じものがカメラ画像としてリアルタイムで見えています。眼視ではx8からx32のイメージで見えますが、このカメラはx256まで増感できるのでディープスカイを楽しむための有用なツールになりそうです。

年末の木星スナップ


冬型の気圧配置でよいシーイングではありませんがCCDカメラで木星を撮影しました。
大赤斑とガニメデの木星面通過が華やかですが、撮像の出来はまだまだです。
撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 望遠鏡にテレビュー社5 x バーローレンズで拡大し、米国オライオン社スターシュート ディープスペース ビデオカメラII(DSVII)で動画撮像。動画1分間分をRegiStax6で処理。撮影開始時刻は撮像に記載。

2012年12月23日日曜日

CCDカメラの外観



 
 
DOB GOTO16 望遠鏡に、月、惑星拡大用のテレビュー社 5 x バーローレンズと米国オライオン社スターシュート ディープスペースビデオカメラII (DSVCII) を取り付けたところです。

2012年12月22日土曜日

CCDカメラの撮像


冬型の気圧配置でシーイングは最悪の中、初めてCCDカメラで木星を撮影しました。テクニックも未熟ですが、カメラの解像度の高さの片鱗は感じられます。今後技術的な改善を加えた上で良いシーイングに恵まれれば期待できそうです。
撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 米国オライオン社スターシュート ディープスペース ビデオカメラII、テレビュー社5 x バーローレンズ
2012‎年‎12‎月‎18‎日 ‏‎20時51分37秒から動画1分間分をRegiStax6で処理

2012年12月15日土曜日

CCDカメラが届きました。


 木星や月の写真は一眼レフでは限界があります。ベテランの方のHPブログ、雑誌にはDMK/DFK21AF04 CCDビデオカメラで撮影された素晴らしい解像度の月や木星、火星の写真が載っており、これらを見るにつけ、早くCCDカメラでの撮影を始めたいと思っていました。そこで米国オライオン社のスターシュート ディープスペース ビデオカメラIIという機種を注文しました(価格58,800円)。月や惑星の高精度撮影だけでなく、明るい星雲や星団の撮影にも対応できる感度があるということなのでこの機械を購入することにしました。それがようやく昨日届きました。今日は一日中雨でしたが明日16日は晴れるようなのでまずは木星を狙ってみたいと思います。いい写真が撮れたら投稿します。

2012年11月17日土曜日

木星の立体視(再)


最近RegiStax6による処理がうまくなって以前より良い画像が作れるようになりました。そこで10月2日に掲載した木星の立体視をもう一度作り直してみました。画面の荒れが少なくなって自然な感じになり、立体感も増しました。
撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 オルソ 7 mmによる 拡大撮影。撮影開始時刻は写真に記載。ソニーα55 の動画1分間分をRegiStax6で処理

2012年11月16日金曜日

木星2題




大、中の赤斑も、衛星の通過や投影もない、平凡な木星2題です。シーイングの良かった12日の方がきれいに撮れています。
撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 オルソ 7 mm 拡大撮影。撮影開始時刻は写真に記載。ソニーα55 の動画1分間分をRegiStax6で処理


2012年11月10日土曜日

木星と衛星



木星の直径分くらい左側にイオとエウロパが並んでいます。シーイングがよかったので衛星や少し細かい模様が撮れました。しかし一眼レフカメラによるアイピース拡大撮影ではこの程度が限界と思われます。解像度をあげるためには撮影方法の変更が必要で、CCDカメラへの刷新を考えています。
撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 オルソ 7 mm 拡大撮影。撮影開始時刻は写真に記載。ソニーα55 の動画1分間分をRegiStax6で処理

2012年10月28日日曜日

木星の自転

 

久しぶりによいシーイングに恵まれました。大赤斑が見えるので模様の移動がよくわかります。1時間13分でずいぶん自転するものですね。大赤斑が二つみえています。
撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 オルソ 7 mmによる 拡大撮影。撮影開始時刻は写真に記載。ソニーα55 の動画1.5分間分をRegiStax6で処理

2012年10月14日日曜日

盆栽の紅葉が始まりました。


久しぶりに盆栽の話題です。今年の1月に楓(かえで)2鉢とレンギョウの盆栽を買ってきました。青々とした葉を繁らせていましたが、秋めいてきた今日この頃、紅葉が始まりました。

2012年10月13日土曜日

こと座環状星雲M57


 周囲を赤くふちどられた青いリングが漆黒の闇にぽっかりと浮かぶM57星雲です。眼視では色はわかりませんが、ほぼ望遠鏡を通して見える通りのイメージです。トリミング、加工なしの35mm版原版です。
撮影条件:2012‎年‎10月‎12日‏‎21時40分、岐阜市内自宅
Sky Watcher DOB GOTO16 (40 cm, FL=1800 mm) 直接焦点、ソニーα55 ISO 3200, 露出15秒

2012年10月12日金曜日

オリオン大星雲をドブソニアンで撮影してみました。


 オリオン大星雲をドブソニアンで撮影してみました。さすが40センチの威力、わずか10秒ほどの露出で鳥が羽を広げたような形が写りました。さらに露出を長くすると背景の明るさがかぶって真っ白になってしまいます。もっと空の暗いところでないとこれ以上の露出は無理のようです。
撮影条件:2012‎年‎10月‎12日‏‎04時02分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 (40 cm, FL=1800 mm) 直接焦点、ソニーα55 ISO 3200, 露出15秒

2012年10月2日火曜日

木星の立体視

 

木星は自転速度が速いので数分の間に撮影されたこのような場合でも模様が移動します。横方向のわずかな模様の違いは両目の視差と似ており、この2枚の写真を1枚に合成してみたとき、脳は立体と錯覚すると考えられます。実際に木星が3個に見えるようこの画面の焦点をずらすと、中央の木星は立体的にみえています。適切な時間差で写真を撮って立体化すればそれまで見えていなかった構造が見えてくるかもしれません。試してみたいと思います。
撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 オルソ 7 mmによる 拡大撮影。撮影時刻は写真い記載。ソニーα55 の動画をRegiStax6で処理

 

2012年9月30日日曜日

イオの出現

            2012, 9, 28  01:31        01:35        01:39

木星の裏側からイオが出現した瞬間です(矢印)。拡大してみてください。木星が4つ見えるように視点を調節すると、中央の2つの木星が立体的に見えます。


撮影条件:岐阜市内自宅、Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、
ソニーα55 の動画をRegiStax6で処理



2012年9月29日土曜日

月齢10.4


3日間良い天気が続き、月と木星の観望日和でした。Rejistax処理を加えた月の全体写真です。
撮影条件:2012‎年‎9月‎26日‏‎20時22分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 (FL=1800 mm) 直接焦点、ソニーα55 のビデオ画像をRegiStax6で処理、

2012年9月14日金曜日

接近する衛星の影

2012年8月26日4時53分
 
2012年8月26日5時7分 
 
 8月26日に撮影した木星の表面にはイオの影が落ちているとすでに掲載しましたが、解像度を上げてよく見ると、イオの影に重なるようにエウロパの影が落ちていることがわかりました。木星本体の右側にイオとエウロパがいて、太陽の光は右前側からあたっているのでこの2つの衛星の影が木星面上の同じような場所におちていてもおかしくない状況です。拡大してよく見てください。
 上下で14分の時間差があり、木星の自転の動きのほかに衛星の動きも加わって微小な変化があるようです。
 2衛星の影が木星面上でこんなに近くにみえるのは珍しいと思います。ちなみに天文年鑑には、夜明けが近く、観測不能な時間帯としてこの現象は記載されていません。
 
撮影条件
岐阜市内自宅
Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理
ソニーα55

2012年9月13日木曜日

美しい木星


 

晴天が2日続き、気流が安定しています。深夜ほど観測条件がよくなるので粘りたいところですが、明日のことを考えるとそうもいきません。0時台の写真としてはまずまずではないかと思います。木星面への投影はエウロパです。
撮影条件:2012‎年‎9月‎13日‏‎0時55分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55

2012年9月12日水曜日

引き続き木星です。



少し夜更かしすると木星が観望できるようになってきました。快晴の夜空の木星に望遠鏡を向けました。今日も変化のあまりない地味な木星です。細かな模様の写りが悪いようです。
撮影条件:2012‎年‎9月‎12日‏‎1時25分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55

2012年9月8日土曜日

早朝の東天

 
少し薄くて見にくいですが3つの衛星が見えます。画面左端にカリスト、木星のすぐ左にイオ、右にエウロパです。ガニメデは木星の裏側に隠れていて見えていません。
撮影条件:2012‎年‎9月‎8日‏‎1時25分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55



衛星の木星面通過や投影などのイベントはとくになく、大赤斑も裏側へ行ってしまったので、派手さのない木星像です。しかし比較的シーイングがよく、細かい模様が見えています。
撮影条件:2012‎年‎9月‎8日‏‎2時12分、岐阜市内自宅
 Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55


 
(1)月はほぼ下弦で、直径が230キロもある南部の大クレーター、クラビウスです。もうすでに何回か紹介しましたが、今日はこれまでにないほど内部の小クレーターがよく見えています。どのくらい小さなクレーターまで見えるか、その日のシーイングの目安にしています。
 


(2)クラビウスより少し北側にある大クレーター群です。左がアルバテグヌス,上が アルフォンスス, 右がプトレメウスです。細部の構造がよく見えています。

 
 
(3)コペルニクス(右)とエラトステネス(左)です。両クレーターの間には谷のような削られた地形が見えています。コペルニクスの下にあるダイリュサックAという直径15キロの小さくて深いクレーターは、巨大天体の衝突によってコペルニクスができたとき、コペルニクスから出た放出物が穿ってできたと考えられているようです。
 月面の撮影条件:2012‎年‎9月‎8日‏‎2時20分(1)、22分(2)、23分(3)、岐阜市内自宅
Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理、ソニーα55
 



2012年8月28日火曜日

にぎやかな木星

 
 

 
 
 今朝の木星はいろいろなイベントがありとてもにぎやかでした。

第一に、四大衛星のイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストが木星の周りに集まっています。
第二に、木星表面に色はうすいですが、木星の象徴ともいえる大赤斑が見えます。
第三に、ガニメデの影が木星上に落ちており、時間とともに木星上を右から左に移動しています。
第四に、エウロパは、木星本体の裏側から出てきました(上)。

撮影条件
上:撮影時刻は各写真の上に記載、他は下と同じ。
 
下:2012‎年‎8‎月‎28日‏‎5時06分
岐阜市内自宅
Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理
ソニーα55




2012年8月26日日曜日

イオの木星面投影


木星の四大衛星のうち木星に近いイオとエウロパが見えており、イオの影が木星の表面に落ちています。

撮影条件
2012‎年‎8‎月‎26日‏‎5時07分
岐阜市内自宅
Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理
ソニーα55

2012年8月25日土曜日

明け方の木星

 

木星はヒアデス星団のすぐ隣で輝いており、朝の薄明が始まるころにはもう天頂近くまで昇るようになってきました。秋の観望の好機はもうすぐです。

撮影条件
日時:2012‎年‎8‎月‎25‎日‏‎4時34分
場所:岐阜市内自宅
望遠鏡:Sky Watcher DOB GOTO16  プローゼル 7.5 mm コリメート撮影、RegiStax6で処理
カメラ:ソニー一眼レフα55ボディー

2012年8月17日金曜日

下弦の月

撮影条件
日時:2012‎年‎8‎月‎10‎日3時48分
場所:岐阜市内自宅
望遠鏡:Sky Watcher DOB GOTO16 F=1800 mm 直接焦点撮影、RegiStax 6で処理
カメラ:ソニー一眼レフα55ボディー

撮影条件
日時:2012‎年‎8‎月‎10‎日‏‎3時26分
場所:岐阜市内自宅
望遠鏡:Sky Watcher DOB GOTO16  オルソ12.5 mm コリメート撮影、RegiStax6で処理
カメラ:ソニー一眼レフα55ボディー


撮影条件
日時:2012‎年‎8‎月‎10‎日‏‎3時27分
他は上の写真と同じ

すべての月齢の中で最も美しいと言われる下弦の月です。
下の2枚の拡大写真は上が南になっており、全体写真とは置き方が上下あべこべになっています。南部の大クレーター、クラビウス(上)、北部のアペニン山脈と雨の海のアルキメデス(下) が西側から太陽の光を受け、日没間近です。

2012年8月7日火曜日

月齢19


アルタイ断崖やアポロ11号の着陸地点の静かの海など、名所がいっぱいの月齢19の月面です。

撮影条件
日時:2012年8月7日04時39分
場所:岐阜市内自宅
望遠鏡:Sky Watcher DOB GOTO16 F=1800 mm 直接焦点撮影
カメラ:ソニー一眼レフα55ボディー

2012年8月4日土曜日

月齢16


真夏になって気流も安定してきました。はじめて満月を過ぎた月を直接焦点で撮影してみました。

撮影条件
日時:2012年8月3日22時28分
場所:岐阜市内自宅
望遠鏡:Sky Watcher DOB GOTO16 F=1800 mm 直接焦点撮影
カメラ:ソニー一眼レフα55ボディー

2012年7月26日木曜日

明け方の東天


              上から順にプレアデス(すばる)星団、木星、金星が縦に並びました。
                                木星も明け方の星になっていました。
                撮影日時:2012‎年‎7‎月‎26‎日、‏‎3:08:36
               カメラ:ソニーα55 35 mm  露出:20秒   ISO:1600

                                           半月のような金星の姿です。
                                            撮影日時:2012‎年‎7‎月‎26‎日、‏‎4:41:22
                                           場所:岐阜市内自宅
                                           望遠鏡:Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル25 mm
                                                         コリメート撮影、ソニー一眼レフα55ボディー



                                      カシオペア座とペルセウス座を撮影した10秒ほどの間に
                                      小さな流星が飛びました。飛ぶ方向から、8月半ばに極大期
                                      となるペルセウス流星群ではないようです。中央右にペルセ
                                      ウス座二重星団も見えています。
                                      撮影日時:2012‎年‎7‎月‎26‎日、‏‎3:12:40 
                                      カメラ:ソニーα55 35 mm 露出:15秒 ISO:1600

2012年7月9日月曜日

ドームが完成しました。





                                    

簡易型ドームが完成しました。望遠鏡と同じカナダ製のpersonal observatory dome (POD)です。組み立ててみると思っていたよりも大きい印象ですが、40 cm ドブソニアンには少し狭いようです。また南側の視界に難がありますが、見たい時にすぐ見れるのが何よりうれしいことです。

2012年7月1日日曜日

月齢9.5の月


久しぶりに月の全景を撮影しました。若い前半の月齢の中では最も美しいときです。
特に、以前拡大写真を掲載した南部(下)のクラビウス、中央部のコペルニクス、北部(上)では夜明けを迎えた虹の入江などがよく見えています。

撮影条件
日時:2012年6月29日19時54分
場所:岐阜市内自宅
望遠鏡:Sky Watcher DOB GOTO16 F=1800 mm 直接焦点撮影
カメラ:ソニー一眼レフα55ボディー

2012年6月23日土曜日

サボテンの赤い花と小盆栽



引き続きサボテンの赤い花が咲きました。緑の葉が生い茂った小盆栽と並べてみました。

2012年6月16日土曜日

大豪丸の花が咲きました


久しぶりにサボテンの話題です。エキノプシス・サブデヌダタ(大豪丸)の花が咲きました。たった1日しかもちませんでしたが、いくつか蕾があり、このあとも美しい花を楽しめそうです。