10月14日の早朝、アイソン彗星を見るために根尾の桜の里に出かけました。午前4時を過ぎてしし座も高くなってきたので撮影準備し始めた頃、南側から突然雲がわき、あっというまに東天を覆ってしまいました。もっと早くに撮っておけばよかったと思いつつ待つこと20分、ようやく晴れて200mm望遠レンズを向けて撮影を始めました。30秒ずつ、2、3枚撮ったところでナノトラッカーの電池が切れてしまいました。まさかと思いましたが予備もなく、仕方がないので、露出を短く、ISOを上げて対応することにしました。撮った写真を家でチェックしましたが、しかるべき位置に、彗星らしい像はとらえることができませんでした。予想より暗くてまだ9等星に届いていないようですから、200mm望遠ではやはり歯が立たないと実感せざるを得ませんでした。今回は残念でしたが、10月末には何とか捉えたいと思います。
昇るしし座と火星
赤い火星と青いレグルスのコントラスト。
2013年10月14日04時47分
ペンタックスQ10 、ISO1600、露出30秒
火星とレグルス
明るさがほとんど同じなので赤色、青色のコントラストが美しい。
右上半分あたりに、尾を引いたアイソン彗星の雄姿を期待していました。
ソニーα55一眼レフ200mm望遠、F5.6、ISO3200、露出30秒
2013年10月14日04時24分
中央上半分あたりに、尾を引いたアイソン彗星の雄姿を期待していました。
ソニーα55一眼レフ200mm望遠、F5.6、ISO3200、露出30秒
2013年10月14日04時27分