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2013年10月28日月曜日

しし座のアイソン彗星とエンケ彗星 (Comet Ison and Comet Encke in Leo!)(10月28日)

アイソン彗星はさらに太陽に接近。すこしピンボケ気味ですが昨日に続いてカメラにとらえることができました。エンケ彗星もしし座にいますがこちらはほとんど尾が見えません。

アイソン彗星
 
アイソン彗星はさらに地平線に近づきました。昨日の画像と比較すると移動がよくわかります。
岐阜市内自宅にて。ソニーα55一眼レフ200mm望遠レンズF5.6、ISO1600、
露出20秒でナノ・トラッカーに同架して撮った画像3枚をステライメージでコンポジット処理。
2013年10月28日05時00分



エンケ彗星
 
撮影条件は同上
しし座のデネボラが右側に見えます。
2013年10月27日05時12分

2013年10月27日日曜日

アイソン彗星の初観望 (First sight of Comet Ison)(10月27日)

 尾をもった彗星らしい姿のアイソン彗星をようやくカメラにとらえることができました。来月からの雄姿が楽しみです。今朝のアイソン彗星は引き続きしし座にいて、火星がよい目印です。すぐ近くにM95, M96などのしし座系外星雲群があり、構図的には大変贅沢なものになっています。


岐阜市内自宅庭にて。ソニーα55一眼レフ200mm望遠レンズF5.6、ISO1600、露出20秒でナノ・トラッカーに同架して撮った画像8枚をステライメージでコンポジット処理。
2013年10月27日04時50分

2013年10月25日金曜日

14日のアイソン彗星の同定(10月14日)

その後アイソン彗星観望の機会が訪れません。台風27,28号が日本の南岸を進みつつあり、明日以降は晴天が戻るようです。そこで10月14日に撮った画像を見直して見ました。それとわかる姿はやはり写っていないようですが、他の皆さんが撮られたネット上の写真を参考にして探してみますと、下の画像に示した点像がアイソン彗星のようです。今週末から来週にはもう少しで尾が捉えられるのではないかと期待しています。
 

線と線の間の点像。
ソニーα55一眼レフ200mm望遠、F5.6、ISO6400、ナノ・トラッカーなし。露出10秒
2013年10月14日04時26分

丸の中の点像。
ソニーα55一眼レフ200mm望遠、F5.6、ISO3200、ナノ・トラッカーに同架。露出30秒
2013年10月14日04時24分

2013年10月24日木曜日

木星の画像処理

10月22日朝は比較的像が安定し、真中に大赤斑が見えるよい景色でしたので、
同じ像ですが処理段階の異なる3枚を掲載します。もとの画像が悪いといくら画像処理しても無駄ですが、自己流なので細部を出すのはなかなか難しいです。斜めにした方が模様が見やすいようです。
 


岐阜市内自宅。撮影開始時刻2013年10月22日,04時16分。EQ6Pro赤道儀に架せたSEN250Nに5 x バーローレンズ拡大でDFK21AU618AS 動画撮影。30秒間の像をRegistax6で
画像処理。

2013年10月19日土曜日

アイソン彗星をとらえる!?(10月14日)

10月14日の早朝、アイソン彗星を見るために根尾の桜の里に出かけました。午前4時を過ぎてしし座も高くなってきたので撮影準備し始めた頃、南側から突然雲がわき、あっというまに東天を覆ってしまいました。もっと早くに撮っておけばよかったと思いつつ待つこと20分、ようやく晴れて200mm望遠レンズを向けて撮影を始めました。30秒ずつ、2、3枚撮ったところでナノトラッカーの電池が切れてしまいました。まさかと思いましたが予備もなく、仕方がないので、露出を短く、ISOを上げて対応することにしました。撮った写真を家でチェックしましたが、しかるべき位置に、彗星らしい像はとらえることができませんでした。予想より暗くてまだ9等星に届いていないようですから、200mm望遠ではやはり歯が立たないと実感せざるを得ませんでした。今回は残念でしたが、10月末には何とか捉えたいと思います。
 
 
 昇るしし座と火星
赤い火星と青いレグルスのコントラスト。
2013年10月14日04時47分
ペンタックスQ10 、ISO1600、露出30秒


火星とレグルス
明るさがほとんど同じなので赤色、青色のコントラストが美しい。
右上半分あたりに、尾を引いたアイソン彗星の雄姿を期待していました。
ソニーα55一眼レフ200mm望遠、F5.6、ISO3200、露出30秒
2013年10月14日04時24分

絶妙のコントラスト。
中央上半分あたりに、尾を引いたアイソン彗星の雄姿を期待していました。
ソニーα55一眼レフ200mm望遠、F5.6、ISO3200、露出30秒
2013年10月14日04時27分
 


星降る桜の里 - 美しきオリオン座 -

今度は広角レンズで撮った3枚です。極軸調整したナノ・トラッカーに、18 mm  (18-55 mm ズーム)レンズ、F4.0 、ケンコー拡散(にじみ)フィルター、ソニーα55一眼レフ(IR交換なし)を載せて、ISO3200、露出30秒で撮影した3~5枚をコンポジット処理。さらにコントラスト強調処理。岐阜県本巣市根尾淡墨桜の里にて。
 
 冬の大三角
2013年10月14日03時 37分
南東に雲が出てきました。
 
オリオン座とおうし座
2013年10月14日03時40分
南東に雲が出てきてシリウスを隠してしまいました。
 
プレアデス、ペルセウス座、さんかく座
M31, M33も見えます。
2013年10月14日03時45分
 


2013年10月18日金曜日

星降る桜の里 -冬の星座-

淡墨桜の里へアイソン彗星を見に出かけました。3時ごろに到着したので、アイソン彗星のいるしし座はまだ昇ってきていません。待つ間、冬の星座に見とれてしまいました。下の3枚はそのハイライトです。極軸調整したナノ・トラッカーに、55 mm、F4.0 標準レンズ、ケンコー拡散(にじみ)フィルター、ソニーα55一眼レフ(IR交換なし)を載せて、ISO3200、露出30秒で撮影した3~5枚をコンポジット処理。さらにコントラスト強調処理。岐阜県本巣市根尾淡墨桜の里にて。
 
        おうし座プレアデス(すばる)とヒアデス星団
2013年10月14日03時06分


オリオン座
2013年10月14日03時04分
 
 ふたご座と木星
2013年10月14日03時08分

 

2013年10月7日月曜日

冬の大三角と木星

 
自宅の庭での撮影です。桜の里の空に比べると何とも貧相な空です。空が明るくてこれ以上の露出は無理でした。
 しかし朝方は冬の星座が主役。シリウス、プロキオン、ベテルギュースの冬の大三角+木星。広角撮影なのに木星の4大衛星まで写っていました。
岐阜市内自宅。ペンタックスQ10一眼レフ、レンズ 5 mm、F2.8、ISO800、露出20秒(固定撮影)、拡散フィルターなし。2013年10月8日午前4時頃。インターバル撮影した8枚をステライメージでコンポジット。軽いコントラスト強調処理。

2013年10月6日日曜日

星降る桜の里(その2)

9月26日に淡墨桜の里で撮った画像の続きです。アンドロメダ大星雲は200 mm望遠で、他はすべて18 mmの広角レンズ撮影です。広角撮影は拡散フィルターあり、アンドロメダはなしです。
ソニーα55一眼レフ(IR交換なし)、ISO3200、露出30秒、ナノトラッカー追尾で撮影した3~5枚をコンポジット処理。さらにコントラスト強調処理した。
 
 
 わし座、たて座、いるか座 (18mm広角)
 

 
 白鳥座、ケフェウス座 (18mm広角)
 
 
白鳥座からカシオペア座の銀河 ((18mm広角レンズ))
 
 
 
カシオペア座、ペルセウス二重星団、アンドロメダ大星雲 (18mm広角レンズ)
 
 
 
 アンドロメダ大星雲
暗い空だと星雲が端っこまで写ります。(200 mm 望遠レンズ)
 


ペルセウス座とすばる星団 (18 mm 広角レンズ)
 

2013年10月1日火曜日

大赤斑とイオの影

木星の象徴である大赤斑のほか、4大衛星が繰り広げる様々なイベントが木星観測を楽しいものにしてくれます。9月21日の朝は大赤斑が正面にあり、日の出直前にイオの投影(最下段)が始まりました。

岐阜市内自宅。撮影開始時刻は写真に記載。EQ6Pro赤道儀に架せたSEN250Nに5 x バーローレンズ拡大でDFK21AU618AS 動画撮影。60秒間の像をRegistax6、ステライメージ6、フォトショップelements11で画像処理。