すばる星団とその近くを行くラブジョイ彗星です。ほとんど雲ばかりの空で運よくぽっかり開いた星空で撮影しました。露出不足で尾は非常に淡い。自動制御EQ3 GOTO赤道義に載せたキャノンEOS kiss x 5(IR換装なし)のズーム望遠レンズ100㎜による1枚撮り(ISO3200、露出60秒)。2014年1月18日19時33分。1枚撮りをトリミング。
スカイウオッチャー13㎝反射(BKP13 OTAW, 13cm F5)+コマコレクター(スカイウオッチャーF5用)、キャノンEOS kiss x 5 (ISO3200, 露出20秒)の直接焦点。撮像4枚をコンポジットしコントラストと明るさを調整、周辺をトリミング。2014年1月9日21時40分頃。ケンコーEQ6Pro赤道儀自動追尾。
4枚のコンポジット処理後、明暗とコントラスト調整したもの(上)と、さらに強い画像処理を行ったもの(下)。昨日より月の出が遅くなったのと透明度がよかったためか、淡い複雑な構造をした尾が見えます。中心核も明るく、先代のラブジョイ彗星(2013 R1)と同じかそれ以上になっています(4.2等とのこと)。尾の先は3本以上に枝分かれし複雑な構造をもつようです。冬型の気圧配置では普通晴天なのですが、今年はべた曇りが多く彗星を撮るのに大変不自由しています。Orion VX12(30 cm, F4)にキャノンEOS kiss x 5 + パラコア2の直接焦点。ISO 3200、露出20秒の撮像4枚をコンポジット処理。2015年1月8日20時16分頃。
悪天候が続いて見ることができなかったラブジョイ彗星をようやく雲間からぎりぎりで撮影できました。今日、地球に最接近とかで、眼視でも明るくボーとした像で見えています。望遠鏡では色はわかりませんが画像では彗星特有の青緑色が特徴的です。十六夜の明るい月の妨害があるためか尾は見えません。Orion VX12にキャノンEOS kiss x 5 + パラコア2の直接焦点。ISO 3200、露出5秒。2015年1月7日23時03分。
木星面に大赤斑とイオとエウロパが落ち、衛星は木星本体近くに並ぶ。このようなにぎやかな木星は久しぶりです。シーイングは平均的。Orion VX12(30 cm, F4)に5 x バーローレンズ、キャノンEOS kiss x 5で撮像した5分間の動画(ズーム 5 x )をRegistax 6 で処理。2014年12月27日06時24分。