今回紹介済みの星雲たちを250㎜望遠レンズで撮影した画像をトリミングなしで示したものです。アンドロメダ銀河(M31)や北アメリカ星雲は見かけの満月の2倍もの大きさがあるためこの拡大率がちょうど良い感じです。また、M8とM20は同一画像にすっぽり入り良い構図となります。しかし、子ぎつね座のアレイ星雲(MI27)の撮影はもっと長焦点の方が良いようです。ノータッチガイドEQ3赤道義にのせた250mm望遠レンズを装着したキャノンEOS kiss x5 (IR非換装)による直接焦点撮影。ISO6400、露出90秒。撮影時刻、M8, M20:2015年10月16日19時47分、M27: 21時09分、M27:21時30分、北アメリカ星雲:20時34分。撮影地:四季菜館駐車場。
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2015年10月28日水曜日
明け方の空に並んで金星と木星(10月26日)
かなり明るくなってから撮ったのでちょっと見にくいですが家の中から窓越しにみた金星(右)と木星(木星)です。現在、明け方の東の空に並んで輝いています。土星や火星も明け方の空に集結していて、反面夕方の空は大変寂しくなっています。キャノンEOS kissx5を三脚に固定し、ISO100、露出1/5秒で撮影。2015年10月26日、6時05分。
2015年10月25日日曜日
やっと夏の星雲を撮影!(10月16日)
初夏から秋にかけて南天の天の川の赤い星雲は楽しみな観測対象ですが今年は悪天続きでやっと撮影できました。昨年から赤い光に感度の高いIR換装カメラを使えるようになり、M8(干潟星雲)、M20(三裂星雲)、M16(わし星雲)、M17(オメガ星雲)の姿を何とか捉えたいと思っていました。この4つは南中高度が低く10月の夕方は最後のチャンスでした。EQ3赤道義に載せた8cmED屈折望遠鏡にキャノンEOS kiss x7i の直接焦点撮影。ISO6400、露出90秒。撮影時刻、M8, M20:2015年10月16日19時36分、M16: 19時44分、M17:19時55分。撮影地:四季菜館駐車場。
2015年10月24日土曜日
夏のなごりと冬のきざし
沈みゆく夏の大三角
昇り来るすばる星団
秋の夜の帳が下りるころ、こと座、白鳥座とわし座など華やかな夏の星座は大きく西に傾きながらも威容を保っているがはやくも東の空にはおうし座のプレアデス(すばる)星団やヒヤデス星団が顔を出しました。上;こと座、はくちょう座、わし座、下;おうし座。
いずれもソニーα一眼レフカメラをスカイメモSに積載し、24mm F4.5、ISO3200, 露出30秒で撮影。にじみフィルター(ソフトンA)を使用。四季菜館駐車場。2015年10月14日。
秋を代表するカシオペア座とアンドロメダ座
北の空にはカシオペア座が、中天にはアンドロメダ座とペガサス座が高く昇る頃、秋も深まりつつあります。夕方の東をみると月齢12の月が顔を出しました。
左上;カシオペア座とアンドロメダ座:ソニーα一眼レフカメラをスカイメモSに積載し、にじみフィルター(ソフトンA)を付けたズームレンズ(24mm, F4.5)でISO3200, 露出30秒。右上;アンドロメダ座と銀河、左下;カシオペア座と二重星団については、同様にズームレンズ55mm、F4.5でISO3200、30秒露出。いずれも2015年10月14日、岐阜県根尾うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。右下;月齢12の月:キャノンQ10にてオート撮影。自宅近くにて。
左上;カシオペア座とアンドロメダ座:ソニーα一眼レフカメラをスカイメモSに積載し、にじみフィルター(ソフトンA)を付けたズームレンズ(24mm, F4.5)でISO3200, 露出30秒。右上;アンドロメダ座と銀河、左下;カシオペア座と二重星団については、同様にズームレンズ55mm、F4.5でISO3200、30秒露出。いずれも2015年10月14日、岐阜県根尾うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。右下;月齢12の月:キャノンQ10にてオート撮影。自宅近くにて。
2015年10月20日火曜日
北アメリカ星雲とペリカン星雲(10月14、16日)
北アメリカ星雲(左)とペリカン星雲(右)ははくちょう座α星デネブのすぐ近くにある大きな散光星雲です。古くから写真対象として人気があります。上の2枚はIR換装カメラで撮影したので赤い色が良く表現されています。名前は星雲の形から容易に連想できます。両者の位置は下の弱拡大の画像とイラストでわかるように近接しています。撮影条件:上の2枚は8cmED屈折望遠鏡(f=560mm)の直接焦点。カメラはEOS kiss7i(IR換装)でISO6400、露出90秒。下は250mm望遠レンズ(F5.6)を装着したEOS kiss x 5で、ISO6400、露出90秒。
2015年10月18日日曜日
北天の3星雲(10月14日桜の里)
秋の北天の代表的な3つの星雲です。1)さんかく座のM33渦巻き星雲、2)ペルセウス座の散光星雲、カリフォルニア星雲(NGC1499)そして、3)カシオペア座の泡(シャボン玉)星雲(NGC7635)。
いずれも8cmED屈折(f=560mm)直接焦点。キャノンEOSkiss7i(IR換装)カメラでISO6400、露出90秒。4枚の撮像をコンポジット後、ステライメージ6で画像解析。
さんかく座M33
2015年10月14日22時51分より撮影した4枚をコンポジット
ペルセウス座カリフォルニア星雲(NGC1499)
2015年10月14日22時26分より撮像した4枚をコンポジット
カシオペア座の泡(シャボン玉)星雲(NGC7635)
左:中央右上に散開星団M52が、中央左下に泡星雲が見えます。右:左の画像の黄色四角を拡大したもの。中央部分にシャボン玉のような構造が見えます。2015年10月15日0時11分より撮像した4枚をコンポジット
2015年10月15日木曜日
アンドロメダ銀河(10月14日)
5月以来久しぶりに桜の里に出かけました。悪天候が続いてチャンスがなかったのが理由ですが、家を留守にしていたこともあります。アンドロメダ銀河が中天にかかる絶好の条件で撮影できました。オートガイダーの調子が悪くノータッチガイドで何とかしのぎました。アンドロメダ銀河の他にもM33やいくつかの赤色星雲も撮影することができました。初撮影のものが多く画像処理に時間がかかりますので今日の掲載はこれだけにさせて頂きます。EQ3赤道義に8cmED屈折(f = 560mm)直接焦点。キャノンEOSkiss7i (赤外換装)でISO6400、露出90秒。2015年10月14日21時40分から46分までの4枚をコンポジット、ステライメージ6で画像処理。
2015年10月12日月曜日
金星と月のランデブー(10月9日)
全天で2番目に明るい天体(月)と3番目に明るい天体(金星)の近接近です。松山を出発する直前の明け方の東の空です。松山では天体写真の撮影は全く行いませんでしたがこれが唯一となります。あいにくうす雲がかかっていて像はクリアではありません。この日、岐阜に帰ってきたのでこれからは以前にも増して天体写真に力を入れて取り組もうと思っています。2015年10月9日5時42分松山にて。アサヒペンタックスQ10、露出1/30秒、F4.0。
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