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2015年11月14日土曜日

深まる秋のディープスカイ(11月3日)

11月3日のうすずみ温泉で撮影した画像を掲載します。星雲の大きさで560㎜の8cm屈折望遠鏡と250㎜望遠レンズを使い分けた。いずれもカメラはIR換装したキャノンEOSkiss7iを用いISO6400、露出1分30秒~3分で撮影。4枚の画像をコンポジット。

 散光星雲IC1396
はくちょう座とカシオペア座の間のケフェウス座に位置し北アメリカ星雲並みに大きい銀河系内星雲。 250㎜望遠レンズ(F5.6)

 散開星団NGC6910と散光星雲IC1318
はくちょう座γ星サドル(中心の白く光る星)の周辺に散在する散開星団NGC6910と散光星雲IC1318。NGC8910はサドル星の右上に見えるこじんまりと星が集まった星団である。IC1318は画面に広がる赤い星雲で一つの星雲が手前の暗黒星雲に遮えぎられ分かれて見えるとのこと。250㎜望遠レンズ(F5.6)

 北アメリカ星雲(NGC7000)とペリカン星雲(NGC5067)
ペリカン星雲はどこかわかりますか? 250㎜望遠レンズ。

アンドロメダ銀河(M31) 
230万光年の距離にある我々の銀河系に最も近いお隣の小宇宙銀河。将来は銀河系と衝突し渦巻きのない一つの銀河になってしまうとかいう話です。もちろんはるか何十億年も先のことですが。8㎝ED屈折。

さんかく座渦巻き星雲M33
   アンドロメダ銀河と同じくらいの距離にあり、我々の天の川銀河と3つでグループを作っている。アンドロメダ銀河の他に肉眼で見える唯一の渦巻き銀河である。8㎝ED屈折。

                       
すばる(プレアデス)星団
「星は昴(すばる)」と清少納言が枕草子にも書いた肉眼で楽しめる有名な星団。まだ生まれて450万年しか経っておらず、星団全体がメローペ星雲と呼ばれる青い淡い星雲に包まれている。
250㎜望遠レンズ。


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