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2015年12月26日土曜日
同一夜の三星雲(12月13日)
本の表紙に使えそうな三大星雲の組合せです。改めて紹介する必要はないでしょうが、1)アンドロメダ銀河(M31)(上)、2)薔薇星雲(NGC2237-9, NGC 2246)(下左)、3)馬頭星雲(IC434)(下右)です。12月13日から14日にかけて撮影したもので、夜半を挟んでアンドロメダ銀河(13日23時18分)、薔薇星雲(13日23時52分)と馬頭星雲(14日0時21分)を、さらに明け方はカタリナ彗星を撮影しました。すべてIR非換装のカメラ(キャノンEOSkiss x 5)でISO6400、露出90秒なので赤色が弱い。16枚の画像をコンポジット、トリミングなし。うすずみ温泉にて。
2015年12月20日日曜日
上弦の月面散歩(12月19日)
上弦を少し超えたあたりの月面です。北部と南部のクレーターに焦点を当てました。一般的なRegistax処理ではなく動画から静止画を取り込み、シャープ、コントラス処理を施したものです。撮影条件:Orion VX12 (30 cm反射)、キャノンEOS kiss x 5 カメラを使い、弱拡は直接焦点で、拡大画像はカメラの動画の拡大ズーム(10倍)撮影。2015年12月19日19時頃、自宅にて。
カタリナ彗星(2013 U10)(12月18日)
自宅で撮影したカタリナ彗星。うっすらと尾が見えている。Orion VX12反射(30cm, f=1200mm)にキャノンEOS kiss x 5ボディーでの直接焦点撮影。ISO3200, 露出13秒。12月18日5時08分から連続撮影した4枚をコンポジット、トリミング。自宅(岐阜市)にて。
2015年12月19日土曜日
月面に現れた「V文字」と「X文字」(12月18日)
昨日の月面に「X文字」が現れました。上弦の頃に1時間程見えるだけの珍しい瞬間とのこと。一昨年(2013年5月17日)にも見ており6月6日付けで当ブログに掲載しています。「天文ガイド」2013年7月号によりますと、上弦の頃のグッドタイミングでブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの稜線に太陽の光が当たって「X」文字に見えるのだとのこと。
今回独自に「X」文字のほかにV」文字も見えることに気が付きました。月面中央部、蒸気の海のほとり、ヒギヌス谷の近くにV字の山稜をもつ地形があり、山稜が太陽光に当たるときV字型に見えるようです。こちらも見えるタイミングがあるようですのでV、Xの両方が見えるのは非常に珍しいのではないかと思います。
撮影日時:2015年、12月18日17時50分頃。Orion VX12望遠鏡直接焦点撮影(上)とその拡大(下)。2015年12月18日金曜日
パンスターズ彗星(2014 W2)
8cmED屈折による撮影
カタリナ彗星とと同じ朝方の北の空にもう一つパンスターズ彗星が見えている。カタリナ彗星が6等なのに比べ8.6等と暗い。同等の明るさの星がそばにありみにくいが矢印のボーとした方が彗星である。尾は見えない。2015年12月14日03時41分。キャノンEOS kiss 7i (IR換装) のISO3200、露出1分で撮影。8cmED屈折(f=560mm)直接焦点。うすずみ温泉駐車場にて。カタリナ彗星(2013 U10)(12月14日)
250mm 望遠レンズによる撮影
250mm望遠レンズキャノンEOS kiss 7i (IR換装) によりISO3200、露出1分で撮影した画像4枚をコンポジット。2本のテールがうっすらとみえている。2015年12月14日5時09分うすずみ温泉桜の里。
8cmED屈折による撮影
左上イオンテールと右下ダストテールがみえる。キャノンEOS kiss 7i (IR換装) で2015年12月14日05時09分からISO3200、露出1分の画像4枚をコンポジット。8cmED屈折(f=560mm)。うすずみ温泉駐車場にて。
2015年12月11日金曜日
カタリナ彗星(C/2013 U10)(12月9日)
カタリナ彗星の高度が高く見やすくなり二方向に尾を伸ばした面白い形態がはっきりしてきた。
250㎜望遠レンズによる撮像
キャノンEOSkiss x 5(非IR換装)に250㎜望遠レンズ(F5.6)を装着、EQ3赤道義で追尾。ISO3200、露出60秒。2015年12月9日5時20分頃。20枚の画像をコンポジット。
キャノンEOSkiss x 5(非IR換装)に250㎜望遠レンズ(F5.6)を装着、EQ3赤道義で追尾。ISO3200、露出60秒。2015年12月9日5時20分頃。20枚の画像をコンポジット。
8㎝ED屈折による撮像
8cmED屈折にキャノンEOSkiss x 5(非IR換装)ボディー.6)を装着しEQ3赤道義で追尾。ISO3200、露出60秒。2015年12月9日5時20分頃。5枚の画像をコンポジット。近くの金星や月の影響で強いゴーストが出るため、解像度は上がらなかった。IR換装カメラの欠点かと思われる。
金星(右の輝星)とともに山の端から昇るカタリナ彗星(左端)
2015年12月9日4時46分
彗星や金星に遅れて美しい地球照をもつ月が昇ってきた。
2015年12月9日06時01分
オリオン座周辺の3つの星雲(12月8日)
カタリナ彗星を待ちながらオリオン座の赤い星雲に望遠鏡を向けました。
いっかくじゅう座ばら星雲(NGF2237, 2238, 2244, 2246)
8cmED屈折(f=560mm), EOS kiss 7i(IR換装) ISO6400, 90sec. 4枚コンポジット
21015年12月8日1時48分
オリオン座馬頭星雲(IC434)
8cmED屈折(f=560mm), EOS kiss 7i(IR換装) ISO6400, 90sec. 8枚コンポジット,
21015年12月8日2時7分
オリオン座大星雲(M42, M43)
8cmED屈折(f=560mm), EOS kiss 7i(IR換装) ISO6400, 60sec. 4枚コンポジット,
21015年12月8日2時34分
2015年12月8日火曜日
カタリナ彗星、金星と月との3ショット(12月8日)
1)接近した月と金星のすぐ近くにカタリナ彗星が見えています。下の画像は、山の端から顔を出た3者を撮影したもの。彗星に比べ月と金星はけた違いに明るいので3者を一様に表現することは困難です。○印内がカタリナ彗星で約6等級。キャノンEOS
kiss x 5に55㎜ 標準レンズF4を装着しISO3200, 露出13秒。2015年12月8日4時53分。
2)月、金星、彗星の3者は200㎜程度の望遠レンズの写野にすっぽり収まるほど見かけ上接近しています(彗星は円内)。月と金星の接近も珍しいのにこれに肉眼彗星が絡むなどめったにないものと思われます。同上のカメラにズーム望遠を200㎜で装着し、ISO3200, 露出20秒。2015年12月8日6時00分。)
3)太陽の反対方向に伸びるイオンテールと、それと120°位の角度の方向に伸びるダストテールが見えています。この二つのテールはおおむね同じ方向に棚引く場合が多いのですがカタリナ彗星は異なる方向に棚びかせており興味深いです。同上カメラにズーム式望遠レンズの200㎜を装着し、ISO3200, 露出30 秒。2015年12月8日5 時28分。)
2015年12月4日金曜日
カタリナ彗星(C/2013 US10)(12月4日)
120°くらいの角度で別方向に伸びるイオンテール(上向き)とダストテール(下向き)をどうにか写すことができました。自宅では露出時間を長くできないため淡いテイルはなかなか難物です。今朝は冬型の気圧配置で澄んだ空になりましたが雲間での撮影となりました。近いうちにうすずみ温泉での撮影を計画中です。。Orion VX12反射(30cm, f=1200mm)にキャノンEOS kiss x 5ボディー直接焦点。ISO1600, 露出13秒。12月4日5時36分から連続撮影した5枚をコンポジット、強調処理しトリミングした。
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