ASI224カメラによる月面の拡大像を紹介します。5月14日は上弦でかけ際のクレーターがよく見え、シーイングも比較的良好でした。南から北に、クレーターチェインを拡大して紹介します。
まず1番目は、1)ストフラー。小さなクレーターが段々畑のように重なります。
まず1番目は、1)ストフラー。小さなクレーターが段々畑のように重なります。
2)ワルター(中央上)、アリア―ンシス(下左)、ウエルカー(下中央)。
ワルターの内部は複雑。
3)プルバッハ。中央に小さなクレーターが連なる。
4)アルザッケル(上)とアルフォンスス(下)。中央丘と外輪山は夜明けを迎えている。
5)プトレメウス。巨大なクレーターの底部に多数のへこみやドーム状隆起が見える。
6)アルパテグニウス。斜めの切れ込みはクレーターを横断するものもある。
7)ヒッパルコス。内部のしわ構造に沿ってドーム状構造が並ぶ。
8)相思相愛ハートまたは相撲の軍配のような形をした構造物。名称は未確認。
9)アリステュッカス(下右)、アウトリュコス(中央)、アルキメデス(右端)。
クレーター外壁のひだや海のしわが特徴的。
クレーター外壁のひだや海のしわが特徴的。
10)アルプス山脈のふもとに位置するカッシーニは日本刀の鍔(つば)のような形をしている。
11)アルプス谷。深くて広い切れ込みは月面一。
EQ6pro赤道義/Orion VX12反射(30㎝)に5xバーローレンズ+ASI224カメラで動画撮影した。15秒間の画像をRegistax 6でスタック、ウエーブレット処理。ステライメージ6で画像処理。撮影2016年5月14日21時55分-22時30分。
0 件のコメント:
コメントを投稿