この二つの星雲は共通して天の川に埋もれた大きな散光星雲であり、並べて掲載することにしました。でも位置はかなり離れていて、北アメリカ星雲は夏の、かもめ/わし星雲は冬の天の川に存在しています。でも並べると結構迫力ありますね! 「ISO1600、露出5~8分、画像4枚コンポジット」の条件で撮影、処理した画像です。
かもめ/わし星雲(IC2177)
シリウスの北東、冬の天の川に埋もれて存在する大きな赤い星雲である。翼を広げた鳥のような姿をしていることから日本ではわし星雲、英語ではsegull nebula かもめ星雲と呼ばれています。鳥の頭部にあたる部分はNGC2327が設定されている。冬の天の川の中で最も南に位置する星雲である。肉眼では見えない。Capri 8cmED屈折直接焦点像。EOS kiss 7i(IR換装)で撮影。2016年12月3日3時52分から撮影した4枚をコンポジット。ISO1600, 露出6分。ステライメージ6とフォトショップCCで画像処理。
北アメリカ星雲(NGC7000)
改めて説明するまでもなく北アメリカに似ていることが名前の由来である。はくちょう座デネブの近く。タムロン28-300㎜ズームレンズ200㎜を装着したEOS6Dカメラにより撮影。2016年12月2日20時00分から撮影した4枚の画像をコンポジット。ISO1600, 露出6分。他の条件は上に同じ。
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