ふたご座流星群は12月14日15時に極大が予想されており、13日と14日に出現が期待されています。比較的出現が安定していて数もまずまずということで期待値の高い流星群です。天気予報では曇りのはずでしたが夕方から快晴となり、月も朝方まで昇ってこないという絶好のコンディションとなりました。見れるとは思っていなかったので全く撮影準備はしておらず、バタバタと走り回ってカメラを夜空に向けたのは22時半過ぎでした。幸い自宅は岐阜市の北部にあり透明度が高ければ5等星が見える環境にあるため流星群は自宅の玄関先から見ることが最近多くなっています。体が冷えたらこたつがあるというのが最大のメリットです。
撮影用カメラは1台(キャノンEOS kiss x7i, 24mm, F4.0, ISO1600)としオリオン座周辺に的を絞り、22時45分から02時頃まで300枚ほどインターバル撮影(露出30秒、インターバル5秒)。眼視で10個(内3個は非ふたご座、90分間)、カメラで7個(内3個は非ふたご座)を認めました。眼視と写真両方で確認できたのは1個です。
以下に、ふたご座流星群2個を掲載します。右側に流星部分を拡大。
撮影:2017年12月13日23時20分
撮影:2017年12月14日01時50分 中央右上の星はプロキオン