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2017年6月7日水曜日

朝方の月(5月20日)

5月の下弦の頃はまずまずのシーイングで解像度の良い画像が撮れました。載せたい画像は多いのですが見慣れた上弦と反対の陰影が印象的な風景を紹介したいと思います。
肉眼で見るのと上下が逆になっています。1:南部の山岳地帯。シャイナー、ロンゴモンタヌスが見えていますがクラビウスはちょうど陰に入ったところです。2:雲の海の中のブリアドルスが目立ちます。海にはいくつか埋没クレーターがあります。3:コペルニクスとその周辺にはクレーター生成期の噴出物がつくった複雑な構造があります。4:ケプラー(上)とアリスタルコス(下)はいずれも輝線を引くが、アリスタルコスは輝くクレーターとして有名です。5:虹の入り江はきれいなアーク状ですが、元大クレーターが半分溶岩に埋もれてできた地形とのこと。撮影日時:2017年5月20日4時20分~48分。Orion VX12反赤, ASI174MM CMOSカメラで撮像した30秒間の動画(470枚)をスタック、ウエブレット処理、画像復元処理。

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