年に2回程上弦の月で見られる「X」文字を捉えました。今回文字が見える時刻は18から19時と非常にシビアです。天候不順が続く中、雲を縫っての撮影となりました。「X」文字は、プールバッハ、ブランキヌス、ラ・カーユの各クレーターの稜線が一段高いため太陽に一早く照らされてできるとのこと。珍しい現象ですが当ブログでは過去3回も「X」文字の画像を掲載しています。最初は2013年5月17日で当時はそれと認識しておらずその後に気づいたものです。さらに2015年12月18日、2017年1月5日にも捉えていて今回が4回目になります。この時刻、他にも「V」文字が見えることが知られていますが、新たに小さい(small)X「sX」文字を見つけました。画像をとくとご覧ください。
撮影時刻:2017年8月29日18時25分から26分(全体像)、18時56分(sX)、18時55分(X)、18時50分(V)。