ふたご座流星群は安定して出現するということなので家の庭から固定撮影で流星撮影に取り組みました。カメラは固定で2台。1)EOS6D(HKIR)+サムヤン18mm広角レンズ(F1.4をF2.8に絞って。)、ISO800、インターバル1秒、撮影時間10秒でインターバル撮影とし、東から天頂までをカバー、2)EOS6D(Seo-SP) + タムロン28-300mmズーム(F4, 28mmで使用)、ISO800、インターバル1秒、撮影時間20秒でインターバル撮影として北極星を含む北側から天頂までをカバー。
結果、12月13から14日にかけての延べ11時間(カメラ2台の総計)で計20個、14から15日にかけては延べ13時間(2カメラ総計)で31個を撮影できました。特別に明るい流星は写っていませんでしたが、約半数は1等級クラス以上という印象です。
下に掲載した画像は、かに座のプレセぺ星団(中央下)の周辺領域で飛んだ流星3個(①~③)をコンポジットしたもので、白いのは雲です。ふたご座流星群は放射点がα星カストルの近くにありますが、流星の経路からいずれもふたご座流星群と判断されます。今回、複数の画像を1枚に統合しようと試みたところ、固定撮影画像よりガイド撮影画像の方が有利であることがわかりました。今後はガイド撮影で行いたいと思います。
2018年12月14日1時42分から2時37分の間に撮影できた流星の画像をDSSコンポジットしたもの。