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2020年2月6日木曜日

湿りの海(2019年9月24日)(星ナビ3月号に入選)


湿りの海は、内部に谷や峡谷が走る複雑なガッサンディやドッペルマイヤーなどの半埋没クレーターを周囲に持ち、常に注目され、引き付けられる存在です。同時に「写りのよい対象」でもあります。
撮影条件画像処理など:英オライオン社VX12(D300㎜、FL1200㎜ F4)+ テレビュー、パラコアタイプ2+テレビューパワーメイト 5 x(合成6000mm F20) ZWO ASI183MM  Baader IR685パスフィルター  ケンコーEQ6Pro 赤道儀 2019年9月24日05時28分 30秒間300フレーム 4フレームモザイク AutoStakkert!3/RegiStax6/Photoshop CC/ StellaーImage8/Image Composite Editor  キャノン PIXUS MG7530 自宅(岐阜市内)にて。
【作者のコメント】湿りの海の東岸の山岳地帯が、西岸のそれに比べると急峻で尖っているようにみえます。成因と関係があるのでしょうか。また秤動のためディめりの海もガッサンディも普段より円形にみえています。
【星ナビギャラリーのコメント】高解像ですばらしく良く写っています。同心円状になっている静脈のように見えるリンクルリッジや谷、崖の構造の詳細がわかります。

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