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2020年10月30日金曜日
2020年10月29日木曜日
らせん星雲(NGC7293)(10月14日)
ちょうど今頃(10月)の夜半前に南の空に見える環状星雲です。一見すると、こと座のM57のようにも見えますが、それよりずっと大きくて撮りがいのある対象です。この画像は FS60CB (D60mm, FL250mm)像で、星雲よりも周辺の漆黒闇が強調されているようですね。次は長焦点で、星雲に絞って撮りたいと思います。撮影条件:EQ3赤道儀に載せたFS60CB屈折望遠鏡でISO6400, 露出2分、QBPフィルター。2020年10月14日21時24分~22時05分(x20 DSS スタッキング)。うすずみ温泉駐車場にて。
火星(10月26日)
10月も末となり、遠ざかりつつある火星です。もちろん急に小さくなるわけでなく、見た目にはあまり変わりません。今のうちに画像の蓄積をすべく、励んでいるところです。東端(向かって左端)に大シルチス、中央にチェレニーの海、ゲールクレーター、西側にキムメリア人の海、などの地形が見えているようです。撮影機材、方法は前項と同じです。撮影時刻:2020年10月26日、21時12分26秒~(約60秒間、3000フレーム)。自宅にて。
2020年10月13日火曜日
火星〈10月11日)
引き続いて接近中の火星です。10月11日は好シーイングに恵まれ、精細な火星表面を捉えることができました。中央部の複雑な模様、小さくなった南極冠、北極と西側に広がる青いベールのような雲が印象的です。撮影機材、撮影方法はいつも通り。撮影時刻:2020年10月11日23時49分37秒から1分間の動画(3000フレーム)。
2020年10月7日水曜日
火星最接近(10月6日)
10月6日、運よく晴天となり、最接近した火星を撮影しました。シーイングはいま一つでしたが火星の高度が高いためその影響を受けにくいのと、何よりも視直径が大きいことが、それなりの解像度を与えてくれました。通常使用しているUV/IRカットフィルターを通した像(左)のほかに、IR685パスフィルターでの画像も撮影してみました(右)。IRパスフィルターでは色目が失われますが、UV/IRカットフィルターに比べ模様そのものは解像度が高いようです。南側に模様が集中しています。南極冠はかなり小さくなりました。撮影機材、撮影方法はいつもと同じ。UV/IRカットフィルター:2020年10月6日23時15分(左)、IR685パスフィルター:23時39分。いずれもASI290MCにて動画撮影(3000フレーム)。
2020年10月4日日曜日
月齢26.1(8月16日)(天文ガイド11月号に入選)
月の全体像は天体写真の中で最も多く撮影されている対象のひとつだと思います。簡単に撮影できる半面、奥が深くて、なかなか満足な画像は得にくいものです。昨今は、CMOSカメラによる多数枚(~数十枚)の精細画像を1枚にモザイク化し超高精細化する流れができていて、天文雑誌にはこういった画像が多く掲載されています。しかしこのように作成されたモザイク写真は高解像には違いないのですが、ゴツゴツしていて、自然な印象が弱くなっているように感じます。今回の作品は、モザイク枚数を少なめに(6枚)して、高精細でかつ自然な印象を狙いました。幸い、シーイングにも恵まれてある程度実現できたと思います。
【天文ガイドコメント】30cm鏡+1インチモノクロCMOSカメラによるよる6枚モザイクでとらえた月齢26.1(輝面率0.13)の月面です。新月前の細い月の写真は、早起きをして撮影するか、眠気をこらえて撮影することになるので大変ですが、好シーイングなことが多いので、このようにシャープな像を得るチャンスもあります。
2020年8月16日04時13分、英オライオンVX300-S (D300mm, FL1200mm, F4.0 ニュートン式反射)テレビューパワーメイト2.5x(合成F10)バーダープラネタリウムIR685パスフィルター ケンコーEQ6PRO赤道儀 ZWO ASI 183MMモノクロCMOSカメラ 30秒間に撮影した300フレームをスタック処理 6枚モザイク Autostakkert!3!ほかで画像処理 キャノンPIXUS PRO-10S出力 撮影地/岐阜県岐阜市
2020年10月2日金曜日
仲秋の名月(10月1日)
2020年10月1日木曜日
はくちょう座サドル星付近(9月15日)
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