東の山並みの上に天の川が長く横たわる頃、山の端から顔を出した北アメリカ星雲を撮影しました。中天に高く昇った頃に撮影されることが多い星雲ですが、山のシルエット(画面右下の黒い部分)が写り込んでいるのもまた風情があります。画面中央に北アメリカ星雲とペリカン星雲、そしてその上方に、白鳥座のα星、デネブです。撮影条件、機材:EQ3赤道儀でノータッチガイド。キャノンEOS kiss x7i (Seo-SP4)/サムヤン 85mm, F1.4 (F3.5で使用), ISO1600, 露出2分/UHCフィルター。2021年6月9日21時06分~19分。7枚の画像をDSSでスタッキング。
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2021年6月29日火曜日
2021年6月17日木曜日
根尾谷の天の川(6月10日)
2021年6月12日土曜日
アレイ状星雲(M27)(6月9日)
2021年6月11日金曜日
M20(三裂星雲)とM8(干潟星雲)+猫の手星雲(6月10日)
2021年6月10日木曜日
千潟星雲(M8)と猫の手星雲(6月10日)
2021年6月5日土曜日
南極付近のデモナックスとスコット(4月20日)(天文ガイド7月号に掲載)
【撮影機材と撮影条件】英オライオンVX300-S(D300mm, FL1200mm F4 ニュートン式反射) テレビューパラコアタイプ2, パワーメイト 5 x (合成F20), バーダー IR685パスフィルター, ケンコーEQ6PRO赤道儀、ZWO ASI183MM モノクロCMOSカメラ 30秒間に動画撮影した300コマをスタック処理、Autostakkert!3ほかで画像処理、キャノンPIXUS PRO-10S出力
【撮影日時】2021年4月20日19時37分05秒 【撮影地】岐阜市
月面文字の正体見たり・・・(4月19日、20日)(星ナビ7月号に掲載)
【作者のコメント】文字が顕れた4月19日の画像を右側に、文字の消えた22時間後の画像を左側に配しています。19日の文字V, X, Lと、20日の対応する位置を○で囲み、矢印でつないであります。文字のもとになっている地形がわかります。
【星ナビのコメント】今年偶数月に6回ある「月面X」の2回目です。ちょうど同じ日に見える「V」と「L」も合わせて、翌日にどのように見えるのかを比較しています。高解像による月の全体写真により、それらの位置と見え方の変化がとてもよくわかります。
【撮影機材、方法】英オライオンVX12(D300mm, FL1200mm F4)+ テレビューパラコアタイプ2+テレビューパワーメイト 2.5 x (合成3000mm, F10) ZWO ASI183MM Baader IR685パスフィルター ケンコーEQ6PRO赤道儀
【撮影時刻】右:2021年4月19日21時20分~31分の間、左:4月20日19時10分~26分の間、それぞれ30秒間(300コマ)の動画撮影、15フレームモザイク AutoStakkert!3/RegiStax6/PhotoshopCC/ステライメージ9/Image Composite Editor キャノンPIXUS PRO-10S 自宅にて
2021年6月3日木曜日
今シーズンはじめての土星、木星(6月3日)
土星と木星は日出の頃には南中近くまで昇ってくるようになり観望好機到来です。去年に比べ木星の高度が少し高くなりました。
今回は今シーズン初めての撮影でしたが、思いのほかシーイングがよく、自然な画像処理で土星のカシニ空隙や木星の微細な表面模様が写ってくれました。木星の本体左隅下に大赤斑が写っています。撮影機材、方法:英Orion 30cm F4 ニュートン式反射望遠鏡にZWO ASI290MC(カラー) CMOSカメラで60秒間動画撮影(3000コマ)。AutoStakkert!3、RegiStax6、PhotoshopCCなどで画像処理。撮影時刻:土星:2021年6月3日03時59分13秒、木星:04時17分44秒。岐阜市内自宅にて。