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2023年12月31日日曜日

ぎょしゃ座勾玉星雲(IC405)(12月4日)

 
赤い星雲のなかでも淡い方に属しており、直線部分は特に淡いので写し込むのが難しい星雲です。自宅では空が明るくてさらに難物となります。今回は、QBPフィルターを使った40㎝反射での作例です。30秒以上露出できないので、スタッキング枚数を多くしてのチャレンジです。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出30秒.  93コマをステライメージ9でスタック、Photoshop CC/画像処理。2023年12月4日21時21分~22時19分、自宅にて。

2023年12月29日金曜日

木星(12月27日)

久しぶりの木星ですが、11月になると冬型の気圧配置続くようになりパッとしません。ここらあたりが潮時のようなので、技術未熟を棚に上げ、現状報告させていただきます。撮影Sky-Watcher DOB16(40cm FL180cm, F4.5)/ 同EQ8R-Pro赤道儀 / バローレンズ 5x 拡大、Zwo ASI290MC/3000コマ。2023年12月28日00時03分。自宅にて。

2023年12月27日水曜日

小アレイ星雲(M76)(12月8日)

 
アレイ星雲M27と形が似ていてこれを区別するため「小アレイ星雲」ともよばれる。実際には「両方に取っ手のついたコップ」という印象です。撮影条件SWDOB16反射(D400mm、FL1800mm)/同EQ8-R PRO赤道儀/ZWO ASI183カメラ/サイトロンQBPフィルター, Gain 450, 露出20秒, 35枚をステライメージ 9でスタック, 画像処理。撮影時刻:2023年12月08 日19時37-55分。自宅にて。




2023年12月20日水曜日

かに星雲(M1)(12月8日)

 かに星雲がこんなにカラフルとは!10月26日にも異なる撮影系(EOS6Dデジタルカメラ)で掲載していますが・・・。今回は183MC CMOSカメラでの撮影です。撮影条件SWDOB16反射(D400mm、FL1800mm)/同EQ8-R PRO赤道儀/ZWO ASI183カメラ/サイトロンQBPフィルター, Gain 450, 露出60秒, 10枚をステライメージ 9でスタック, 画像処理。撮影時刻:2023年12月08 日23時35-46分。自宅にて。


2023年12月19日火曜日

青い雪玉星雲(NGC7662)(12月8日)

アンドロメダ座の惑星状星雲です。別名、「青い雪ダルマ星雲」とも呼ばれています。2秒露出画像37枚をスタックしましたが淡い外縁の微細構造はみえていません。シーイングも必要なので改めて挑戦したいと思います。撮影条件:SWDOB16反射(D400mm、FL1800mm)/同EQ8-R PRO赤道儀/ZWO ASI183カメラ/サイトロンQBPフィルター, Gain 350, 露出2秒, 37枚をステライメージ 9でスタック, 画像調整。撮影時刻:2023年12月08 日19時57分~20:05分。自宅にて。





2023年12月17日日曜日

バブル星雲(NGC7635)(12月8日)

ZWO ASI183MC CMOSカメラによるバブル星雲の拡大画像です。キャノンEOS6Dでの撮影画像は10月23日に当ブログに掲載しています。コンポジット枚数が前回(200枚)より少ない(80枚)ことも響いたのかバブルの形がやや不明瞭となりました。撮影条件:SWDOB16反射(D400mm、FL1800mm)/同EQ8-R PRO赤道儀/ZWO ASI183カメラ/サイトロンQBPフィルター, Gain 450, 露出30秒, 80枚をステライメージ 9でスタック, 画像調整。撮影時刻:2023年12月08日20時06分~59分。自宅にて。

2023年12月15日金曜日

ふたご座流星群(12月12-14日)

 
今年のふたご座流星群は月の影響を受けない絶好のコンディションでしたが、極大日に当たる昨日から今日(12月14-15日)にかけて悪天で観測不可でした。極大日の悪天が予測されたので前日(13-14日)と前々日(12-13日)に流星群の撮影を試みました。数は多くなかったものの10個程度を撮影することができました。

撮影方法:2台のキャノンEOS6Dカメラに、1)サムヤン24mm (F4で使用, ISO800, 露出20秒, インターバル1秒) 2) タムロン28mm-300mm(28mm, F3.5で使用, ISO400, 露出20秒, インターバル1秒)の各レンズを装着し、ケンコースカイメモSで追尾撮影。いずれも20時くらいから6時くらいまで撮影。

画像の説明1) サムヤン/おうし座付近を流れた2個 (上:12/12/23:15, 下:12/13/ 00:02)のモザイク、2) タムロン/ふたご座付近に出現(12/12/22:16)、3) サムヤン/ぎょしゃ座の東付近 に出現した2個の流星 (上:12/14/03:58; 下:12/14/03:16)のモザイク, 4) タムロン/ふたご座の東、ヤマネコ座 付近に出現 (12/14/00:16)。



バラ星雲(NGC2237、2238、2239、2246)(12月3日)

いっかくじゅう座の散光星雲で形がばらの花に似ていることからこの名前で呼ばれ、部分的には、NGC2237、2238、2239、2246の名称がつけられています。見かけの直径が約60分で月の2倍ほどもあります。距離は約5200光年で実際の直径は約150光年です。中心部には散開星団NGC2244がありそこから放出される紫外線が星間ガスを電離しているため赤く見えると考えられています。中心部下部に、ピンク色のドルフィンが数頭ジャンプしているように見えますね。ピンクドルフィン、初めて気付きました。撮影条件SW DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/ ISO 12800、露出30秒 x 30 をDSSスタック。2023年12月3日23時30分〜47分

2023年12月11日月曜日

オリオン大星雲(M42, M43)(12月3日)

 
深夜はすっかり冬の空、久しぶりのオリオン大星雲です。相変わらず、大きな複雑な構造、その美しさに見とれてしまいます。上端の小さな角のような場所がM43、その下がM42となります。撮影条件:SW(スカイウオッチャー)DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/ ISO3200、露出30秒 x 10 + 露出5秒 x 10 をDSSスタック。2023年12月3日22時59分〜22時09分

アンドロメダ座のエッジオン銀河 NGC891(12月3日)

 
真横からみた銀河をエッジオン銀河というようです。針状銀河といわれることもあります。このアンドロメダ座のNGC891もその典型で、銀河の中央に走る筋状の構造は暗黒星雲によるものです。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/ISO1800、露出30秒 x 10コマをDSSスタック。2023年12月3日22時48分〜22時54分, 自宅にて

さんかく座銀河(M33)(12月3日)

さんかく座銀河M33はみかけの大きさ62'、5.7等で、北半球ではM31についで大きく見える銀河です。天の川銀河、アンドロメダ銀河とともに銀河群グループを形成していて、距離は272万光年、直径は6万光年です。キャノンEOS6Dとf1800mm鏡との組合せでちょうど画面いっぱいに画像がとれます。撮影条件:SW(スカイウオッチャー)DOB16 (D400mm, f1800mm)/キャノンEOS6D/ISO1800、露出30秒.  34コマをDSSスタック。2023年12月3日21時29分〜22時13分



2023年12月6日水曜日

アルフォンスス、プトレマイオスとアルバテグニウス(9月7日)(天文ガイド1月号 「読者の天体写真」に入選)

  すでに11月に当ブログで閲覧済。40㎝反射で初めての入選です。
【天文ガイドの寸評】古川さんの作品は、中央火口列にあるアルバテグニウス(画面左)、アルフォンスス(右上)、プトレマイオス(右下)を40cm反射を使って切れ味よく大写ししたものです。この作品は下弦のころに撮影されたもので、影の出方などを上弦のころと比較してみると一段と興味深く見られます。
【撮影機材、方法】2023年9月7日05時53分 スカイウオッチャーDOB16(D400mm f1800mm F4.5 ニュートン式反射) バーダーIRパスフィルター スカイウオッチャーEQ8R赤道儀  ZWO ASI 174MM モノクロCMOSカメラ 15秒間に撮影した300フレーム ✗2枚モザイク AutoStakkert!3ほかで画像処理 プリントサービス 撮影地岐阜県岐阜市