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2015年6月24日水曜日

移動撮影用機材の紹介(6月24日)

連日の悪天候で天体撮影は長期間の休みが続いています。そこで今日は移動用撮影機材を紹介することにします。1)軽量であること、2)高価でないこと、をコンセプトとしてこの2年ほどで徐々に整備しました。快晴の夜空が待ち遠しいです。赤道義:スカイウオッチャーEQ3 GOTO。安価で軽量(マウント+三脚で10.6kg)、オートガイド端子付、5.5kg搭載可能。望遠鏡:1)リッチークレチアン式6インチ反射望遠鏡(MicroTech, シュミット)(口径153mm、f = 1377mm、F9)、2)8cmED屈折望遠鏡(f = 560mm, F7)(Capri, 笠井トレーディンング)、オートガイダー(矢印はガイド望遠鏡とコントロールボックス)パソコン不要で高感度というM-genスーパーガイダー(協栄産業)、バッテリー:セレストロンパワータンク17(赤道義とオートガイダーの電源として6時間以上連続運転可能)

2015年6月13日土曜日

オートガイダーのテスト(6月12日)

 12日は久しぶりに夜半からきれいに晴れたので最近購入したパソコン不要(スタンド・アローン)の新しいタイプのオートガイダー、M-gen スーパーガイダー(協栄産業より購入)を初めて使ってみました。スカイウオッチャーEQ3-GOTO赤道義にRC6反射直接焦点(153mm, f=1377mm、F9)でこぎつね座M27の撮影をガイドしてみました。自宅の明るい空なのでISOは400に抑え、露出10分としました。下は無処理の1枚画像です。印象として使いやすく、ガイド精度は良好でした。むしろガイダー以外のところで問題が見つかりました。改善し遠征に備えます。
こぎつね座 M 27 
キャノン EOS kiss x 7i (Seo-SP)、ISO400、露出10分。 2015年6月13日0時57分。

上の画像を、ステライメージ6で画像処理したもの。背景の青色を弱めた上でアレイ星雲の赤い縁取りと内部の青色が多少強調されています。

2015年6月8日月曜日

野菜畑のその後(6月8日)


いよいよ東海地方も今日(6月8日)梅雨入りです。ここのところ曇りや雨が続いて月も明るく、遠征のチャンスがありません。また、少しの晴れ間に月や木星、土星を見てもシーイングが悪くて撮影する状況ではありません。ということで、ブログに載せるネタがありません。
そこで、4月29日に植え付けた畑の野菜のその後の成長ぶりをお目にかけましょう。上は畑の全体像です。いすれの野菜も青々として活発に成長しています。カボチャとサツマイモはひときわ旺盛で秋の収穫が楽しみです。キュウリやナスは樹勢がありすぎると実ができなくなるそうで、去年のナスはその例でした。今年のナスの樹は小ぶりながらたくさんの花や実をつけていて期待できそう。シシトウやパプリカは豊作の気配で、枝豆は収穫間近です。2015年6月8日朝の散策直後に撮影。

2015年6月1日月曜日

改めて天の川をアップで!(5月20日)

5月20日の未明に桜の里で撮った天の川をもう一度掲載します。5月24日掲載分では、3枚の連続画像をつないで天の川の全体を表現しましたが、個々の画像が小さくなって天の川の迫力が伝わらなかったと思ったからです。上から下へ、カシオペア座、はくちょう座、わし座、いて座の順です。いずれも24㎜広角レンズ、ISO3200、露出1分で撮影した画像3,4枚をコンポジット。ステライメージ6で処理。