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2017年12月31日日曜日

12月30日の月(月齢12.1)

12月30日の月(月齢12.1)です。列島が移動性高気圧の勢力圏にあって比較的安定したシーイングとなった昨晩の月です。
2017年12月30日18時19分~25分。ASI 1740MMカメラによる30秒間の動画4件の静止画のモザイク。

2017年12月27日水曜日

こぐま座流星群(12月21~22日)

 こぐま座流星群(極大12月23日)は今年最後の流星群です(地平寄りの☆印が放射点)。21日19時30分~22日02時頃まで計6時間半にわたって北天をインターバル(タイムラプス)撮影しました。暗いながら撮影された流星が3個(画像中Nos 1-3)あり、うち1個(No.2)は非特異的な、2個(No.1, 3)はこぐま座流星と思われます。すなわち2個/6.5時間ですが全天ではこの何倍か出現しているので、全天では1時間に1個くらいの出現かと考えられます。こぐま座流星群はもともと極大時でも3から5個と出現数が少なく、また21日は極大2日前なので出現数はこんな程度かと思います。23日の極大日は悪天でした。
北天のインターバル撮影(18㎜, F4.5, EOS x7i, ISO3200, 露出29秒、インターバル1秒)、スカイメモSで追尾。流星が出現した3つの画像をコンポジットした。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

2017年12月18日月曜日

ふたご座流星群まとめ(12月13日)

 12月14日も極大に近くてチャンスでしたが全面的な曇り空で観測不能でした。そこで13日に画像で撮れた7個の流星のうち6個(1個は暗くて短いため略)を掲載します。
拡大率同じ。画像中に示したのは露出開始時刻で流星出現時刻ではありません。

2017年12月14日木曜日

ふたご座流星群(12月13日)

 ふたご座流星群は12月14日15時に極大が予想されており、13日と14日に出現が期待されています。比較的出現が安定していて数もまずまずということで期待値の高い流星群です。天気予報では曇りのはずでしたが夕方から快晴となり、月も朝方まで昇ってこないという絶好のコンディションとなりました。見れるとは思っていなかったので全く撮影準備はしておらず、バタバタと走り回ってカメラを夜空に向けたのは22時半過ぎでした。幸い自宅は岐阜市の北部にあり透明度が高ければ5等星が見える環境にあるため流星群は自宅の玄関先から見ることが最近多くなっています。体が冷えたらこたつがあるというのが最大のメリットです。
 撮影用カメラは1台(キャノンEOS kiss x7i, 24mm, F4.0, ISO1600)としオリオン座周辺に的を絞り、22時45分から02時頃まで300枚ほどインターバル撮影(露出30秒、インターバル5秒)。眼視で10個(内3個は非ふたご座、90分間)、カメラで7個(内3個は非ふたご座)を認めました。眼視と写真両方で確認できたのは1個です。
 以下に、ふたご座流星群2個を掲載します。右側に流星部分を拡大。
撮影:2017年12月13日23時20分
撮影:2017年12月14日01時50分 中央右上の星はプロキオン

2017年12月13日水曜日

月面「アルプス山脈とコーカサス山脈が交差するあたり」(8月13日)

今朝(13日)岐阜で初雪がありました。積もる程ではありませんが冬型気圧配置が強く、悪天候が続くようです。この先もしばらく撮影は無理でしょう。夏にペルセウス座流星群を見ながら撮影した月の拡大写真を掲載することにします。天文雑誌に選外となったものですが多少なりとも良さを感じて戴ければ幸いです。アルプス谷(アルプス山脈のひっかき傷)の底の小さなクレーターや谷、アリストテレス(右上)の外輪山(リム)周囲の線状構造などが見どころです。
オライオンVX12(D300mm, FL1200mm)+ テレビュー社パワーメイト5x(合成6000mm, F20)、ZWO社 ASI174MMカメラで動画撮影(約400フレーム)。Autostakkert!2でスタッキング後、RegiStax6でウエブレット処理。ステライメージ6で画像復元処理。Photoshop CCで画像調整。2017年8月13日02時08分31秒から30秒露出。

2017年12月5日火曜日

天の川に埋もれるカシオペア座(11月21日)

 
秋の天の川の中心カシオペア座。アンドロメダ銀河とともに天頂付近まで昇りつめてMの字になっています。天の川銀河とアンドロメダ銀河の競演とも言えましょう。

キャノンズームレンズ18-55㎜の24㎜で、EOS kiss x7i (IR換装), ISO3200, F5, 露出2分x4枚コンポジット。2017年11月21日20時06分。


昇るぎょしゃ座(11月21日)

 山の端から昇るぎょしゃ座です。にじみフィルター(ケンコーソフトンA)装着なので明るい星は大きく写り、眼で見たままの雰囲気が出ています。少しゆがんだ五角形、明るいカペラ、3つの散開星団(M36, 37, 38)に勾玉星雲など、見どころ沢山です。キャノンズームレンズ18-55㎜の24㎜で、EOS kiss x7i (IR換装), ISO3200, F5, 露出2分x4枚コンポジット。2017年11月21日20時29分。