ページ閲覧数

2018年7月26日木曜日

月と木星(7月22日)

7月22日は猛暑の真っ最中で、夜のドーム内でも暑いこと暑いこと。本当に汗が止まりませんでした。このくらい暑いと蚊の攻撃がないのがせめてもの救いです。月と木星が対象でしたがシーイングはいまひとつでした。なんとか画像処理で挽回した木星1枚、月面2枚を掲載します。

2018年7月22日19時49分30秒から1分間、動画撮影。


月面南部の大クレーター、クラビウス、マギヌス、ロンゴモンタヌスです。クレーター底の多くの中小クレーターも見えていて解像度は高いようです。
2018年7月22日20時43分39秒から15秒間の動画撮影。


南部の大クレーターデランデルは左半分に、右の丸いクレーターはヴァルターです。デランデルは古い クレーターで周壁の一部が崩れており「古城」のイメージです。
2018年7月22日20時41分26秒から15秒間の動画撮影。

火星(7月24日その2)

24日以降は天気が悪く撮影ができません。そこで24日に撮影した火星の画像を少し強めに処理してみました。模様の濃淡が多少強調されたようです。撮影条件は同じです。



2018年7月25日水曜日

火星(7月24日)

 最接近を一週間後に控えた火星です。大砂嵐もかなり収まってきているようで、大シルチスやヘラス盆地などの大きな模様が見えています。上に白っぽく見えるのが南極冠です。
2018年7月24日23時58分。Orion VX12, ZWO ASI290MC.自宅にて。


2018年7月21日土曜日

昨夜の木星(7月20日)

ここのところの猛暑はうんざりですが安定した夏型の気圧配置は好シーイングに貢献してくれているようです。
Orion VX12反射(D30cm, f120cm)、ZWO ASI290MCカメラ、ADCウエッジプリズム、UV/IRカットフィルター、60秒露出(4900フレーム)。Autostakkert!3, RegiStax6, ステライメージ8で画像処理。2018年7月20日19時30分。自宅にて。これまでと逆に上を南に配置しています。

2018年7月16日月曜日

土星(7月15日)

昨日深夜の土星です。最近では最良のシーイングで、精細な構造が見えています。

Orion VX12 反射赤道儀、ASI290MCで60秒露出。いつもの処理。2018年7月15日23時32分、自宅にて。

火星(7月15日日)

 昨日夜半の火星です。大砂嵐のため地表の模様が部分的にかき消されているようです。南極冠にも砂嵐が入り込んでいるのがわかります。この日は非常にシーイングがよく、薄いながら、精細な模様が浮き出ています。
 Orion VX12 反射赤道儀、ASI290MCで60秒露出。いつもの処理。2018年7月15日00時19分、自宅にて。


2018年7月9日月曜日

木星と土星(7月8日)

 全国あちこちで猛烈な雨が降り続く中、岐阜県にも大雨特別警報が出ました。7日の夜は怖くて眠れないほどの大雨が襲いましたが被害もなく無事に過ぎてくれました。明けて8日は、午後から日が差し始め、一気に天気が回復する期待を抱かせましたが夕方になると雲が出てきました。雲の合間を縫いながらなんとか木星と土星を撮影しました。大雨が収まり切れていない状況ですのでシーイングは期待できず、撮影した記録として掲載します。
Orion VX12, 5x バーロー, ZWO ASI290MCカメラで60秒動画(2900フレーム)。スタック、ウエブレット処理、画像復元処理。2018年7月8日20時42分。自宅にて。

2018年7月8日21時09分。他の撮影条件は木星と同じ。



2018年7月5日木曜日

土星(7月2日)

 木星と同じ日に撮影した土星です。解像度は今ひとつですが高度や撮影時の天候などを考えるとまずまずの出来かと思われます。

露出60秒(4800フレーム), 2018月2日22時23分。自宅にて。

2018年7月4日水曜日

木星(7月2日)

梅雨の雲間を縫っての撮影でした。シーイングが極上ではない状況でしたがこれまで自分が撮影した木星のなかでは最高レベルの解像度が出ているのではないかと思います。もちろんまだまだこれからのレベルではありますが...。7月1日に東京で開催された惑星写真講座に参加して勉強してきましたがその成果が出たのでしょうか。今後に期待です。
英国オライオン社VX12 (D30cm, f120cm)ニュートン反射赤道儀, 5x パワーメイツ, ZWO社 ASI 290MCカメラ。露出60秒(4900フレーム)。 Autostakker 3でスタック, RegiStax6でウエブレット処理。2018年7月2日21時03分。岐阜市の自宅にて。