3月29日夕刻の西空に姿を見せたポン・ブルックス彗星(12P/Pons-Brooks)。左上の明るい赤い星はおひつじ座α星のハマル(2.01等級)。彗星は約4-5等程度との予想ですが高度が低いため気流や雲の影響を受けやすく観望/撮影には苦労が伴います。複数枚の画像をスタックしてみるとしっかりしたダストテイルと少し北側に振れた赤っぽい淡いイオンテイルがあるようです。来る4月20日に70年ぶりの近日点通過がありさらに明るくなることが期待されます。撮影条件:タカハシ FS60CB屈折望遠鏡 (D60mm, FL250mm), キャノン EOS6D ISO1000, 露出15秒, スカイウオッチャーEQ3赤道儀ノータッチガイド、DSSで画像50枚をコンポジット。2024年3月29日19時17~32分。自宅近くの川土手にて。
ページ閲覧数
2024年3月31日日曜日
2024年3月29日金曜日
フクロウ星雲(M97)(2月13日)
おおぐま座にある惑星状星雲のM97です。一般にはフクロウ星雲の名前で親しまれています。春の銀河がいっぱいの北の空でひっそりと輝くユニークな星雲です。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ ISO12800、露出30秒で撮影した 11コマをDSSスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年2月13日22時42分~48分。自宅にて。
2024年3月28日木曜日
小さい回転花火銀河(NGC3184)(3月15日)
クジラ銀河とホッケースティック銀河(3月15日)
クジラ銀河(上)とホッケースティック銀河(下:黄色⇧)です。ホッケー競技に使うスティックは持ち手の部分が丸くその先は真っすぐに作られていてこの銀河と形が似ていることから命名されたそうです。ホッケースティック銀河は、持ち手部分がNGC4656、スティック部分はNGC4567と別々に番号付けされています。本画像では持ち手部分は強く写っていますがスティック部分は淡くなっています。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ ISO12800、露出15秒で撮影した 15コマをDSSスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年3月15日22時56分~16日00時01分。自宅にて。
2024年3月26日火曜日
黒眼銀河 (M64) (3月15日)
M64はかみのけ座にある渦巻銀河です。中心部の手前に暗黒帯があり、銀河からの光が吸収されて黒っぽく、黒目のようにみえることからこの名称があります。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ ISO12800、露出15秒で撮影した 13コマをDSSスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年3月15日22時48分~52分。自宅にて。
2024年3月23日土曜日
くじら銀河(NGC4631)(3月15日)
りょうけん座のNGC4631銀河はクジラに形が似ているのでくじら銀河と呼ばれます。赤い中央部分で活発に星が生成されているスターバースト銀河です。この銀河のすぐ近く、くじらの背中あたりの小さな銀河(矮小楕円銀河 NGC4627)と二重銀河を形成しています。
撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出15秒で撮影した 15コマをDSSスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年3月15日22時42分~48分。自宅にて。
2024年3月22日金曜日
回転花火銀河(M101)(3月15日)
M101銀河はおおぐま座にある距離2000万光年の渦巻星雲で、その形から回転花火銀河と呼ばれる代表的な春の銀河です。暗い空ではフィルターなしでの撮影が定番ですが自宅の4等星どまりの明るい空では光害除けフィルターが必須です。そのため銀河の淡い腕部分は写りが悪く、画像処理はノイズとの闘いとなりました。透明度の高いときに撮影枚数増やして再チャレンジです。撮影条件:SW DOB16 (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6D/QBPフィルター/ISO12800、露出15秒で撮影した 127コマをDSSスタック、Photoshop CC、ステライメージ9で画像処理. 2024年3月15日23時35分~16日00時34分。自宅にて。
登録:
投稿 (Atom)