梅雨が明け、連日の猛暑となりました。土星が西に傾き、月もいないので、球状星団にDOB16を向けてみることにしました。簡単に導入できたM3とM5は眼視でも見事な球状星団ですが、5秒から10秒露出で以下のような微細な星団の姿をとらえることができました。
りょうけん座M3
2013年7月9日、21時28分、DOB GOTO16(40 cm, FL=1800 mm)の直接焦点。
ソニー一眼レフα55、ISO 1600, 露出10秒、トリミング
へビ座M5
2013年7月9日、21時58分、DOB GOTO16(40 cm, FL=1800 mm)の直接焦点。
ソニー一眼レフα55、ISO 1600, 露出10秒、トリミング
DOB16で見る球状星団には感激しますね。楽々分離して一つ一つの星が宝石のように輝いているのには感嘆です。球状星団のリストを作って球状星団めぐりをするのも乙なものです。GOTOの威力で次から次と目に飛び込んでくるすごいですね。C8で見る世界とGOTO16で見る世界とぜんぜん違いますね。人の顔のように一つ一つ個性の違いがわかるのですね。大台で見たω星団の雄姿には感激しました。カメラでも結構写るのですね。ビデオでregstaxかければどんなんでしょうかね。わたしは次から次と星たちが見てくれとせがんでまして観望に忙しくてしばらくは眼視観賞に専念しようとおもっています。また古川様のDOB16の撮影情報も楽しみに見ています。
返信削除yamaさん
返信削除コメントありがとうございました。本当にDOB16で見る球状星団は素晴らしいですね。もっと空の暗いところで見れればと思うことしきりです。yamaさんは、ディープスカイを本当に楽しんでおられるご様子。大台ケ原からのω星雲本当にすごいでしょうね。私も昔2,3度登ったことがあります。素晴らしい星雲星団を見ると、ずっと見ていたいと思う気持ちが強くなり、写真に撮りたくなります。実際にDOBで撮った写真のいいところは眼視の印象がそのまま写っているところです。冷却カメラは技術的にも経済的にも高嶺の花ですし、もう少しDNBの写真の良さを追求したいと思っています。
古川