8月2日は久しぶりに澄んだ星空となりました。ここ岐阜市北部から見ると、南側は岐阜、名古屋市街方向で明るい空が広がっていますが、他の方角はそれほど光害はありません。昨夜は条件がよく、はくちょう座あたりに天の川が肉眼で確認できる程でした。方角によっては思っていたより暗い星が見えるようです。そこで昨夜は、EQ6赤道儀に載せたケンコーSEN250Nで星雲・星団観望をすることにし、撮像も試みました。
この時期、夜空には多くの球状星団があります。眼視では明るさの点でSEN250はDOB16より見劣りしますが、一眼レフデジタルカメラでもよく写ります。同じ球状星団でも以下のように個性があります。M13は大きさ、明るさとも圧巻です。散開星団も球状星団同様よく写りますが、おおぐま座の系外星雲はなんとか形がわかる程度ですし、いて座の散光星雲は写りが悪く、その存在が分かる程度です。実際、雑誌などで見る冷却CCDカメラでの撮像とは比べ物になりません。ということで、まずはおおぐま座の系外星雲と各種球状星団をアップします。そのうちDOB16での撮像と比較してみようと思っています。
おおぐま座系外星雲M51, M82, M81
撮影地:岐阜市自宅、ケンコーNewスカイエクスプローラーSEN250N(25 cm, FL=120 cm)にソニー一眼レフα55直接焦点。ISO1600, 露出15-25秒。M51:2013年8月2日21時25分、M82:2013年8月2日21時45分、M81:2013年8月2日21時37分
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