春は系外星雲の季節。特におおぐま、りょうけん座には典型的なタイプがいくつか存在します。M101(No. 7)は回転花火銀河とも呼ばれる典型的な渦巻き銀河の一つで腕がよくみえています。M51は小さいながらその特異な形から子持ち銀河と呼ばれ人気第一の系外星雲です。M63はその形からひまわり星雲とも呼ばれています。M91は渦巻き星雲ですが腕はほとんど見えていません。
これら星雲の撮影は3年目になりますが毎年少しずつ改善があるようです。今回用いた8cmED屈折(CAPRI)望遠鏡のピント合わせが正確になったのと、撮影当日は透明度はもとよりシーイングも良好であったため、より細部を映し込むことができたと考えています。
8cmED屈折直接焦点(CAPRI, F7)。ISO3200、露出1分にてキャノンEOS kiss x7i (Seo-SP)で10から20枚撮像し、DSSでスタッキングした。さらにステライメージで画像処理。2016年3月12日21時30分から24時頃に撮影。うすずみ温泉駐車場にて。
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