8月14日にupした「アンドロメダ銀河付近の流星」画像にもう一つ別の流星が写っていました。画像の端だったので編集過程でトリミングしていました。2つの流星の延長線の交点がペルセウス座流星の輻射点と推定されます。
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2016年8月18日木曜日
2016年8月14日日曜日
ペルセウス座流星群(8月12、13日)
例年、能登半島で迎えるペルセウス座流星群。今年は、絶好の天気となり実家に近い能登半島千里浜の旅館の駐車場でカメラを構えました。12日23時45分から13日1時30分までの105分間に肉眼で約20個の流星を確認しました。そのうち4個(3個がペルセウス系、1個が非ペルセウス系)の撮影に成功、ペルセウス系の2個の流星を紹介します。
アンドロメダ銀河近くの流星
2016年8月13日0時48分~49分。キャノンEOS6D (SEO-IR換装) ISO1600、露出1分、インターバル5秒、タイムラプス固定撮影(100枚)。タムロン350-28mmズームレンズ28mm、F4。ソフトンフィルター使用せず。
はくちょう座を流れた流星
2016年8月13日0時30分~31分。キャノンEOS kiss 7i (SEO-IR換装) ISO1600、露出1分、インターバル5秒、タイムラプス固定撮影(100枚)。キャノン55-18mmズームレンズ24mm、F4.5。ケンコーソフトンBにじみフィルター使用。
2016年8月7日日曜日
夏から秋へ主役の交代(8月6日 in しらびそ高原)
8月6日、長野県原村の星祭りに出かけました。暑い1日でしたが、望遠鏡ショップのブース付近は人だかりができていました(下の写真)。
その帰路にしらびそ高原に向かいました。その夜は「晴れても一時的」との予報でしたが案の定、夕方には曇空でガスがかかっていました。現場に先着していた人がこれは晴天の前兆であると言われたのでこれを信じて夜を待ちました。土曜日ということもあって多くの星マニアが待ち構えています。手前のEQ3赤道義とスカイメモSは私の機材です(下写真)。
期待通り夜9時を過ぎるとガスが晴れ全天こぼれるような星空が現れましたが、再びガスに覆われるなど一夜に5、6回サイクルしました。観測時間は短くなるものの晴天時の透明度は一段と高く素晴らしい星空でした。
夜半までは夏の星座が主役で天の川が山の端までくっきりと見えました。M 8(干潟星雲)はISO3200で10分間露出しました。天頂付近のこぎつね座 M27アレイ星雲、大きな球状星団M13も夏の代表です。EQ3赤道義をM-genオートガイダーで制御し、8cmED屈折(F7) (Capri)の直接焦点撮影。キャノンEOS kiss 7i(IR換装)。4枚コンポジット処理。
M8(干潟)星雲
M13 球状星団
M27アレイ星雲
夜半を過ぎると北天ではカシオペアのW文字が昇り続いて弓のようなアンドロメダ座が東の空に立ち始め、M31アンドロメダ銀河がおぼろに肉眼でも見えてきました。ISO3200又は6400で10分間露出が可能で、アンドロメダ銀河の腕と周辺の淡い部分を写すことができ、はじめて色彩を感じました。
M31 アンドロメダ銀河
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