8月6日、長野県原村の星祭りに出かけました。暑い1日でしたが、望遠鏡ショップのブース付近は人だかりができていました(下の写真)。
その帰路にしらびそ高原に向かいました。その夜は「晴れても一時的」との予報でしたが案の定、夕方には曇空でガスがかかっていました。現場に先着していた人がこれは晴天の前兆であると言われたのでこれを信じて夜を待ちました。土曜日ということもあって多くの星マニアが待ち構えています。手前のEQ3赤道義とスカイメモSは私の機材です(下写真)。
期待通り夜9時を過ぎるとガスが晴れ全天こぼれるような星空が現れましたが、再びガスに覆われるなど一夜に5、6回サイクルしました。観測時間は短くなるものの晴天時の透明度は一段と高く素晴らしい星空でした。
夜半までは夏の星座が主役で天の川が山の端までくっきりと見えました。M 8(干潟星雲)はISO3200で10分間露出しました。天頂付近のこぎつね座 M27アレイ星雲、大きな球状星団M13も夏の代表です。EQ3赤道義をM-genオートガイダーで制御し、8cmED屈折(F7) (Capri)の直接焦点撮影。キャノンEOS kiss 7i(IR換装)。4枚コンポジット処理。
M8(干潟)星雲
M13 球状星団
M27アレイ星雲
夜半を過ぎると北天ではカシオペアのW文字が昇り続いて弓のようなアンドロメダ座が東の空に立ち始め、M31アンドロメダ銀河がおぼろに肉眼でも見えてきました。ISO3200又は6400で10分間露出が可能で、アンドロメダ銀河の腕と周辺の淡い部分を写すことができ、はじめて色彩を感じました。
M31 アンドロメダ銀河
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