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2017年7月13日木曜日

下弦の月(6月17日)

  6月は中旬まで良い天気が続いていましたが、以後は7月半ばの今日まで悪天続きです。ブログのネタがないので6月に撮影した月面画像を紹介します。下弦の月は日の出の頃に南中するので、比較的シーイングが良い朝方見ごろとなります。直近の5月と6月の下弦は好シーイングに恵まれました。下弦の月は海の比率が高くて美しいと言われます。北部(下側)の「雨の海」に接する大クレーター、1)コペルニクス、2)プラトー、を拡大してみました。
撮影は、Orion VX12反赤, ASI174MM CMOSカメラで撮像した30秒間の動画(470枚)をスタック、ウエブレット処理、画像復元処理。
全体像:2枚の撮像をImage Composite Editorでモザイク合成。2017年6月17日2時59分~3時5分。

1.コペルニクス周辺:エラトステネスとの間に広がる連続小溝や、コペルニクスの外輪山内部の段々構造や中央丘の微細構造に注目。2017年6月17日4時4分~。

2.プラトー周辺:「雨の海」の北縁にあたるアルプス山脈、プラトーから虹の入り江への流れが美しい。「雨の海」の中に散在する小さなクレーターや山塊が印象的。6枚モザイク合成。2017年6月17日4時8分~15分。

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