繭星雲(散開星団IC5146+散光星雲Sh2-125)(中央の小さな赤い点)は、はくちょう座のはずれ、とかげ座との境界近くで天の川に埋もれています。 赤い繭星雲を包むように暗黒帯(バーナード168)が走り、まるで蚕の繭が袋の中で育っているようにみえることから、繭星雲と呼ばれるようになったとのこと。撮影の拡大率によってかなり印象が変わるのが魅力です。この画像(120㎜望遠相当)では「白い川の流れに浸る赤いルビー」といった人工的な自然美に惹かれます。
サムヤン85㎜ (実質120㎜), F1.4 (F2.8で使用), +UHC filter, EOS60D ISO3200, 露出3 x 7 (total 21分)。2019年5月8日02時18分~。うすずみ温泉にて。PhotoshopCC, Nik Collection Color Efex Pro4で画像処理。
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