ページ閲覧数

2013年12月31日火曜日

へビ座を行くリニア彗星(2012X1)(12月30日)


暗いながら存在感のあるリニア彗星

  暗いながら彗星らしい姿を見せるリニア彗星。これから明るくなると期待される。ソニーα55ボディーに200 mm 望遠。ISO3200、露出15秒。4枚をコンポジット、コントラスト強調処理。2013年12月30日5時07-09分、岐阜市内自宅にて。


年末のラブジョイ彗星(12月30日)

  
年の瀬も押し迫った12月30日早朝のラブジョイ彗星
 
 今年も残すところわずかとなってきました。11月29日のアイソン彗星消滅の痛手は大きかったですが、予期せぬラブジョイ彗星の出現がこの穴を埋めてくれました。ラブジョイ彗星に感謝です。2013年12月30日05時35~37分、キャノンEOS kiss x5一眼レフボディー、ISO6400、露出15秒。8枚コンポジット処理。
 
ラブジョイ彗星の輝き
 
少しずつ遠ざかりつつあり徐々に明るさが低下しています。ソニーα55ボディーに200mm 望遠れレンズ。ISO3200、露出15秒。8枚をコンポジットしコントラスト強調処理。2013年12月28日5時43-45分に岐阜市内自宅にて。トリミング、コントラスト強調処理。岐阜市内自宅
  




2013年12月29日日曜日

冬空のラブジョイ彗星(12月29日)


べた曇りかと思えば快晴になったりその逆だったり、冬は天気が変わりやすく油断ができません。今朝(29日)は薄曇りに加えて急に朝霧が立ち込めて2、3枚しか撮影できず、コンポジットなしの1枚画像となりました。テイルの構造も不明瞭です。キャノンEOS kiss x5一眼レフボディー、ISO6400、露出15秒。トリミング、コントラスト強調処理。岐阜市内自宅にて、201312月29日5時57分。

2013年12月28日土曜日

リニア彗星(Linear 2012x1)


リニア彗星?
 比較的明るく見える(天文ガイドで6.2等)ということなので、リニア彗星にカメラと望遠鏡を向けてみました。しかしなかなかその像を特定できず、予想とは大違いでした。望遠鏡での撮像はあきらめ、200mm望遠レンズで撮影を試みました。撮像内の2本の直線の間にある天体がそれらしいと思われますがとても6等星という明るさではありません。間違っているかもしれませんが、周辺にはそのような彗星像は認められないため掲載しました。以後も追跡したいと思います。
ソニーα55ボディーに200 mm 望遠。ISO3200、露出10秒。4枚をコンポジット、コントラスト強調処理。2013年12月28日4時22-24分、岐阜市内自宅にて。

テールが変化し始めたラブジョイ彗星(12月28日)


イオンテールとダストテールが異なる方向に流れ始めたラブジョイ彗星

まっすぐ後ろに細く伸びたイオンテールに対して、太く短いダストテールはイオンテールに対して非対照的に上側に分布し始めました。これからはさらに顕著になるでしょう。
SkyWatcher BKP130 反射赤道儀直接焦点(D=130mmf=650 mm, EQ6 ProキャノンEOS kiss x5一眼レフボディー、ISO6400、露出20秒。8枚をコンポジット、トリミング、コントラスト強調処理。岐阜市内自宅にて、201312月28日5時39-41分。



モクレンの樹冠に躍り出たラブジョイ彗星

ソニーα55ボディーに200 mm 望遠。ISO3200、露出15秒。8枚をコンポジット、コントラスト強調処理。2013年12月28日5時43-45分、岐阜市内自宅にて。





2013年12月25日水曜日

ラブジョイ彗星の長いイオンテイル(12月25日)


透んだ夜空のラブジョイ彗星

久しぶりに透明度の高い空がめぐってきました。核は暗く、尾は短くなったと思っていたら、今朝のテイルは以前より長く伸びていました。SkyWatcher BKP130 反射直接焦点(D=130mmf=650 mm, EQ6 Pro赤道儀)ソニーα55一眼レフボディー、ISO6400、露出20秒。8枚をコンポジット、トリミング、画像強調処理。岐阜市内自宅にて、201312月25日5時44-46分。


モクレンの枝間を抜けて輝くラブジョイ彗星

庭のモクレンの枝の一番濃いところにさしかかり、抜けるのにいつもより時間がかかりました。ソニーα55ボディーに200 mm 望遠。ISO3200、露出15秒。2013年12月25日5時45-47分、岐阜市内。


2013年12月24日火曜日

雲間に泳ぐラブジョイ彗星(12月24日)


ヘルクレス座を行くラブジョイ彗星

  SkyWatcher BKP130 反射(EQ6 Pro赤道儀)直焦点(D=130mmf=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出10秒。8枚をコンポジット、トリミング。岐阜市内自宅にて、201312月24日5時29-31分。


庭のモクレンの樹上に輝くラブジョイ彗星
同じ場所から撮影した2日前の画像と比較すると、より右側の枝上に移動しているのがわかる。
ソニーα55一眼レフ200 mm 望遠レンズ(F5.6)、ISO3200、露出8秒。撮影時刻は、2013年12月24日05時36-39分。自宅にて。


2013年12月22日日曜日

10日ぶりのラブジョイ彗星(12月22日)

 
 暗くなり始めたラブジョイ彗星

 本日12月22日に近日点通過の予定です。高度が低下してきており観測条件が悪くなってきました。しかも地球から遠ざかっているのでこの10日でかなり暗くなっているようです。現在の観測場所からは薄明前15分程度しか観測できないので、敷地内で赤道儀を移動させようと考えています。
 SkyWatcher BKP130 反射(EQ6 Pro赤道儀)直焦点(D=130mmf=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出10秒。8枚をコンポジット、トリミング。岐阜市内自宅にて、201312月22日6時01-03分。
 
 
 
モクレンの樹の枝間にラブジョイ彗星
 


 
その30分後のラブジョイ彗星
 
ソニーα55一眼レフ200 mm 望遠レンズ(F5.6)でISO3200、露出8秒。撮影時刻2013年12月22日5時34分(上)、59分(下)。自宅にて。


2013年12月21日土曜日

12月の木星


 悪天候が続いています。ラブジョイ彗星もここ1週間ほどご無沙汰です。12月の初旬にとった木星の写真を掲載することにしました。これはペンタックスQ10のハイビジョン動画から作成したものですが、画質が良く、DFK21AU618ASカメラより微細な表現ができるようです。影はエウロパ。
25 cm反射赤道儀EG6Proに5 x バーローレンズ拡大でペンタックスQ10によりハイビジョン動画撮影した60秒分をRegistax6で処理。岐阜市内自宅。2013年12月4日22時27分頃。

2013年12月13日金曜日

屋根の上のラブジョイ彗星(12月13日)

今朝は薄雲のかかる中、200mm望遠で撮影したところでベタ曇りとなり、望遠鏡での撮影はできませんでした。ラブジョイ彗星は近日点通過を22日に控え地平線側に下がってきており、薄明直前でも高度は20度くらいで、このように屋根の上に見えています。
 


 
ソニーα55一眼レフボディー、ISO6400、露出8秒。撮影時刻2013年12月13日05時15分(上)、20分(中)、28分(下)。自宅庭にて。

2013年12月12日木曜日

M13近くを通過するラブジョイ彗星(12月12日)

3日ぶりのラブジョイ彗星です。天気予報がはずれてラッキーでした。
 
このところ寒波が流れ込んでシーイングは最悪。夜半に見た月も木星もぼけた像が踊っていました。その点、彗星は透明度が命。その意味で今朝は申し分のない好条件でした。空が明るく肉眼では無理ですが、双眼鏡だと核はもちろん尾も確認できました。

 ラブジョイ(Lovejoy)彗星を見た日はその名前のとおりに一日中幸せな気分になります。肉眼で望遠鏡をのぞくと淡い白い光の塊にしか見えませんが、写真に撮ると漆黒の夜空を背景に核は青緑色に輝きそこから尾が長く伸びていて、たとえようのない神秘な美しさを感じます。また見たくなってしまいます。
Sky Watcher BKP130 短焦点反射(EQ6 Pro赤道儀)直接焦点(D=130f=650 mmF5)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO6400、露出10秒。7枚をコンポジット、トリミング。岐阜市内自宅庭にて、20131212530-35分。


M13に近づいたラブジョイ彗星
ソニーα55一眼レフ200 mm F5.6 望遠レンズ、ISO6400、露出8秒。7枚をコンポジット。



うまく構図をとれば同一画面に入りそうな位置にヘルクレス座の球状星団M13があります。
200 mm F5.6 望遠レンズ、ISO6400、露出8秒で撮影した3枚をそのまま組み合わせました。いずれきれいにモザイク合成を試みます。
 


 
 
 

2013年12月9日月曜日

イオンテイルが美しいラブジョイ彗星 (12月9日)

 
牛飼い座からかんむり座あたり
 
北方向の家の屋根から昇ってくるのが4時44分。薄明が始まるのが5時40分頃。その間の約1時間が彗星タイムである。今日は久しぶりに200 mm 望遠レンズでも撮影したが久しぶりだったのでピンボケして見苦しくなりました。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出20秒。3枚をコンポジットし、トリミング。
 
 
 
長いイオンテイルと太くて短いダストテイル
 
12月22日の近日点が近づいてきて日毎に尾が長くなり変化しています。近日点通過後の尾の発達が楽しみです。Sky Watcher BKP130 短焦点反射(EQ6 Pro赤道儀)直接焦点(D=130、f=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出20秒。13枚をコンポジット、トリミング。岐阜市内自宅庭にて、2013年12月09日05時19-20分。

2013年12月8日日曜日

絶好の観望条件、ラブジョイ彗星(12月8日)


ラブジョイ彗星の雄姿
 
月明かりはなく、冬型の気圧配置で透明度の高い朝となりました。ときどきちぎれ雲が視界を遮りましたが、まずは絶好の彗星日和。長く複雑な尾が目立ってきました。そろそろこの光学系では尾がはみ出そうです。リニア彗星は次回に観望を試みたいと思います。Sky Watcher BKP130 短焦点反射(EQ6 Pro赤道儀)直接焦点(D=130、f=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出20秒。彗星を基準点に10 枚コンポジット、トリミング。岐阜市内自宅庭にて、2013年12月08日05時16-18分。
 
 


2013年12月6日金曜日

3日連続のラブジョイ彗星(12月6日)

 
薄雲が広がり、今一つの透明度での撮影となりました。尾の根本を写すのがやっと。暗い星も見えませんでした。天気予報ではこの朝は好天になるとのことだったので、牛飼い座の南側に移動してきているリニア彗星も撮影する計画でした。しかし、ラブジョイ彗星を何とか撮影するだけに終わりました。次回に試みたいと思います。Sky Watcher BKP130 短焦点反射(EQ6 Pro赤道儀)直接焦点(D=130、f=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出15秒。5枚コンポジット、トリミング。岐阜市内自宅庭にて、2013年12月06日05時23‐24分。

2013年12月5日木曜日

存在感を増すラブジョイ彗星(12月5日)

 
牛飼い座をゆくラブジョイ彗星
 
もたもたしていたら薄明が始まり、尾の細部が写りませんでした。しかし立派な長い尾が目を見張ります。Sky Watcher BKP130 短焦点反射(EQ6 Pro赤道儀)直接焦点(D=130、f=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出20秒。5枚コンポジット、トリミング。岐阜市内自宅庭にて、2013年12月05日05時44‐45分。

2013年12月4日水曜日

長い尾を引くラブジョイ彗星(12月4日)

 
長い尾を引くラブジョイ彗星
 
アイソン彗星が消滅してしまい、ラブジョイ彗星への期待が高まっています。肉眼での確認は難しいですが、かなり明るくなっているようです。5日ぶりの撮影ですが、前回の29日に比べると尾が発達しており11月末のアイソン彗星の姿に似ています。近日点通過は12月22日とか。さらに尾の発達ぶりが見れそうです。Sky Watcher BKP130 短焦点反射(EQ6せきどうg)直接焦点(D=130、f=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO6400、露出15秒。3枚コンポジット、トリミング。岐阜市内自宅庭にて、2013年12月4日05時09‐10分。

2013年12月2日月曜日

二大星雲の共演

アンドロメダ大星雲とオリオン大星雲
全天を代表する二大星雲を家の庭の短焦点反射赤道儀で撮影しました。この頃は夜半近くになるといずれの星雲も中天にかかり、撮影し頃となります。
Sky Watcher BKP130 短焦点反射望遠鏡直接焦点(D=130、f=650 mm)。ソニーα55一眼レフボディー、ISO3200、露出20秒。アンドロメダは4枚コンポジット、トリミング。岐阜市内自宅の庭にて、2013年11月28日23時16‐40分。