昨日の月面に「X文字」が現れました。上弦の頃に1時間程見えるだけの珍しい瞬間とのこと。一昨年(2013年5月17日)にも見ており6月6日付けで当ブログに掲載しています。「天文ガイド」2013年7月号によりますと、上弦の頃のグッドタイミングでブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの稜線に太陽の光が当たって「X」文字に見えるのだとのこと。
今回独自に「X」文字のほかにV」文字も見えることに気が付きました。月面中央部、蒸気の海のほとり、ヒギヌス谷の近くにV字の山稜をもつ地形があり、山稜が太陽光に当たるときV字型に見えるようです。こちらも見えるタイミングがあるようですのでV、Xの両方が見えるのは非常に珍しいのではないかと思います。
撮影日時:2015年、12月18日17時50分頃。Orion VX12望遠鏡直接焦点撮影(上)とその拡大(下)。
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