下弦の1日前、月齢21.0の月面南部、クラビウス周辺の拡大画像です。クラビウスと言えば、双眼鏡でも見えるほど大きなクレーター(直径250㎞)で、東京ー名古屋間がすっぽり入ります。大クレーターの中に小中のクレーターが散在していてそれがいくつ見えるか、いくつ撮れているかで解像度の目安にしているくらいです。下の画像には大きなクレーターがいくつか見えていますが、クラビウスわかりますか?
今回は、ZWO社のASI174カメラに5xバローレンズで拡大した画像を紹介します。シーイングが特別よかったわけではないのにこれまでになく細部が撮れました。カメラの威力だと思います。2枚の画像をモザイク合成でつないでいます。
Orion VX12 (30㎝反射, F4)にFireCapture v2.5で制御したZWO ASI174MMカメラで500コマ撮影。AutoStakkert v2.7.7で画像をスタックし、RegiStax v6でウエーブレット処理。さらにStellaImage v6で画像復元処理。2017年3月20日4時16分~17分に撮影。
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