2012年8月26日4時53分
2012年8月26日5時7分
8月26日に撮影した木星の表面にはイオの影が落ちているとすでに掲載しましたが、解像度を上げてよく見ると、イオの影に重なるようにエウロパの影が落ちていることがわかりました。木星本体の右側にイオとエウロパがいて、太陽の光は右前側からあたっているのでこの2つの衛星の影が木星面上の同じような場所におちていてもおかしくない状況です。拡大してよく見てください。
上下で14分の時間差があり、木星の自転の動きのほかに衛星の動きも加わって微小な変化があるようです。
2衛星の影が木星面上でこんなに近くにみえるのは珍しいと思います。ちなみに天文年鑑には、夜明けが近く、観測不能な時間帯としてこの現象は記載されていません。
撮影条件
岐阜市内自宅Sky Watcher DOB GOTO16 プローゼル 7.5 mm 拡大撮影、RegiStax6で処理
ソニーα55
すごいですね!
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