今使っているスカイウオッチャーのDOB GOTO16は口径40 cm、F4.5と明るい鏡なので、星雲星団の眼視観測や短時間の撮像などには都合がよいのですが、それでも焦点距離は180 cmもあり、像が大きすぎて見にくい天体がたくさんあります。ちなみに満月の全体が入りません。レデューサーで焦点距離を短くすればよいのですが適当な製品がみあたりません。そこで最近スカイウオッチャーから発売になったいくつかの新製品の中から、口径13 cm、焦点距離65 cm(BKP130 OTAW Dual Speed)の反射望遠鏡を購入しました。
堅牢な作り(全金属製)と高級な接眼部(微動付)、精度の高い鏡(ファーストライトはまだです)を考えると、2万円という価格は驚きです。実際の購入価格は24800円ですが、価格4800円の広い見口のアイピースがついているので、本体は20000円です。中国生産のコストパーフォーマンスはやはり脅威(同時に驚異)ですね。
梅雨が明けたらいろいろな天体を見るのを楽しみにしています。
鏡筒は3.7 kgと軽いのでDOB16の鏡筒に直接取り付けました。とくに問題はないようです。まるで子供を背負っているお母さんのようですね。
見え口の大きなアイピース(28 mm、視野56°)が付属しています。老眼鏡をかけたまま見れるのがうれしいです。