素晴らしい透明度に恵まれ、高感度(ISO6400)、長めの露出(20秒)で撮影できたのでこの頃としては尾が長く写りました。SE250N 25cm反射赤道儀EQ6Pro直接焦点(f=1200mm)、キャノンEOS kiss x 5、 ISO3200、露出15秒。2014年1月27日4時56-59分。 8枚の撮像をコンポジット処理、トリミング、強調処理。自宅庭にて。
冬型の気圧配置が多く、よい気流にはなかなか恵まれません。1月17日と1月19日に撮影した木星の写真を掲載します。写りがよいのは右側の19日撮影分です。19日の方jがシーイングがよく、その差が出ています。大赤斑が左と右に見えるので、木星面の反対側が見えている状態です。もう少しシーイングの良い日に詳細部分を取りたいものです。左の木星面の影はイオ。
撮影日時は像の下に記録。ケンコーSE250N 25cm反射赤道儀EQ6Proにて、キャノンEOS kiss x 5による動画(1/50 s, ISO800)30~60秒分をRegistax 6で処理。
冬型の気圧配置になる日が多く、良好なシーイングの日が少ない中、1月5日は比較的ましな状態でした。現在、木星や月の拡大撮影システムの改善を試行中で、今回は以下の条件で撮影しました。比較的細部が捉えられています。左の衛星はエウロパで、木星面通過を終えたところ。
撮影条件:ケンコーSE250N反射赤道儀(EG6Pro)に5 x バーローレンズで拡大し、キャノンEOS kiss x 5ボディーでハイビジョン撮影した。ISO1000、露出1/30秒。このカメラは動画撮影の際さらに3~10倍拡大できるので、5倍拡大で撮影した。この場合木星面の短径が画面の70%程度となる。70秒分の動画をRegistax6で処理。その他、強調画像処理。岐阜市内自宅にて撮影。2014年1月5日22時26分頃。
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淡い尾が上方に伸びており彗星らしい姿になってきました。もう少し明るくなるとよいのですが。ケンコーSE250N 25 cm反射(f=1200 mm)EQ6Pro 赤道儀の直接焦点撮影。キャノンEOS kiss x 5一眼レフボディー、ISO3200、露出15秒。彗星を基準に7枚コンポジット、画像強調処理しトリミング。2014年1月10日04時56~58分、岐阜市内自宅庭にて。
下の画面の四角内を拡大
200 mm望遠によるリニア彗星
リニア彗星を矢印で示す。ソニーα55、200 mm 望遠レンズ(F5.6)、ISO3200、露出15秒。彗星を基準に7枚の画像をコンポジットし、コントラスト強調処理。黄色枠部分を上に拡大。2014年1月10日4時44-46分。岐阜市内自宅庭にて撮影。
ここのところ13 cmの短焦点反射で撮影してきましたが減光が進みつつあるので25 cm反射に戻すことにしました。視野への導入に苦労し撮影できたのは薄明寸前でした。望遠鏡が大きくなっても空の明るさはどうしようもなく、ISO3200で30秒以上の露出は無理のようです。いずれ60秒以上の露出が可能な根尾の桜の里で撮影したいところです。したがって今回は、尾の微細構造には歯が立ちませんでした。ただ、色が鮮明になり、ブログではわかりにくいかもしれませんが、コアが薄い青緑、尾が薄紫色で写りました。撮影条件:ケンコーSE250N 25 cm反射(f=1200 mm)の直接焦点。キャノンEOS kiss x 5一眼レフボディー、ISO6400、露出15秒。5枚コンポジット処理、画像強調処理しトリミング。2014年1月7日05時55~56分、岐阜市内自宅庭にて。
200 mm望遠で撮影したラブジョイ彗星
ソニーα55ボディーに200 mm 望遠レンズ。ISO6400、露出15秒。2枚をコンポジットし、コントラスト強調処理。2014年1月7日5時34分に岐阜市内自宅庭にて撮影。トリミング、コントラスト強調処理。
気温はマイナス2度と冷え込みましたが、ラブジョイ彗星は美しい姿を見せてくれました。BKP 13 cm反射(f=650 mm)の直接焦点。キャノンEOS kiss x 5一眼レフボディー、ISO6400、露出15秒。8枚コンポジット処理、画像強調処理ののちトリミング。2014年1月5日05時24~26分、岐阜市内自宅庭にて。
200mm望遠レンズによるラブジョイ彗星
ソニーα55ボディーに200 mm 望遠レンズ。ISO3200、露出15秒。8枚をコンポジットし、コントラスト強調処理。2014年1月5日5時19-21分に岐阜市内自宅にて撮影。トリミング、コントラスト強調処理。岐阜市内自宅庭にて。
冬型の天気は透明度はよくなるが気流が今一つ。しかし1月2日は冬型の気圧配置のはざまで、風弱く落ち着いた気流となりました。今季の木星シーズンでは1、2の良い条件でした。強く周辺のリングが出ており画像処理は良くありませんが、ベテランの皆さんの精細な像に一歩近づくきっかけとなるものでしょう。 ケンコーSE250N反射赤道儀(EG6Pro)に5 x バーローレンズ拡大でペンタックスQ10によりハイビジョン動画撮影した120秒分をRegistax6で処理。その他、強調画像処理。岐阜市内自宅にて撮影。2014年1月2日22時34分頃。