下弦頃の月は夜明け前に好シーイングが期待できます。ペルセウス流星群極大の時刻に昇ってきた月は流星群観察には邪魔ものでしたがシーイングは良好でした。この8月13日に撮影した月面の名所を紹介します。
プラトーとアルプス谷
プラトー内部の小クレーターやアルプス谷の内部の小溝などは好シーイングでないと撮れない微細な地形です。2017年8月13日02時10分36秒、自宅にて。Orion VX12 (30cm, 1200mm) の焦点距離をテレビュー社で5倍に引き伸ばし、ASI744MCカメラで30秒間動画撮影。約500コマをAutoStakkert!2でスタック、RegiStax 6でウエブレット処理し、ステライメージ 6で画像復元処理。
プトレメウス火口列とアルバテグニウス
個性豊かな中央部クレーター群です。内部の小クレーターや小溝が良く写りました。2017年8月13日01時50分17秒。撮影方法、画像処理は上に同じ。2枚の画像をモザイク合成。
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