秋雨前線の活発化で九州北部で水害が発生しています。当地でも悪天候が続き、まとまった快晴が必要な星雲・星団撮影はとても無理な状況です。せいぜい雲間でもなんとかなる惑星や月を対象とせざるを得ません。
8月26日は前線が南に下がり早朝から晴れ間が広がりました。下弦過ぎの月齢24.7の月です。シーイング悪く拡大撮影はいまひとつでしたので、月全体の画像を紹介します。この下弦前後は月が最も美しいといわれます。その理由は嵐の大洋が北半分に広がりゴツゴツした山岳地帯の比率が低いためでしょう。スマホでは拡大して細部がみれます。
2019年8月26日03時38分18秒と39分06秒から30秒間撮影した動画(1000フレーム)をAutostakkert3でスタック、RegiStax6でウェブレット処理。2枚の静止画をImage of Composite Editor (ICE)でモザイク合成。Orion VX12(D30cm、FL120cm), ZWOASI183CMOSカメラ。岐阜市内自宅にて。
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