M109銀河(NGC3992)とNGC3953銀河は同一視野内に写るほど近くに見えますが下の画像では間隔を一部削除して並べています。M109はメシエカタログ収載の星雲としては小さく暗くてあまり見栄えがよくありません。一方でNGC3953はM109に見劣りしない渦巻き銀河であることから、メシエカタログ収載の折にM109の候補と目されたのはNGC3992ではなくNGC3953であるという説もあるほどです。下の画像をよく見ると両銀河の周辺には伴銀河や小さな銀河がいくつも見つかります。M109周辺の銀河はNGC3953も含め「M109銀河群」と呼ばれ距離的にも近い関係にあります。
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