ここのところディープスカイの画像が続きましたので今回は月面の名所めぐりです。名所でも山脈が画像内に写りこんだものに限定しました。
1.アルキメデスとアペニン山脈
左側にアルキメデスとその下側にアルキメデス山脈が、右側にアペニン山脈が走っています。かなり起伏の激しい複雑な地形です。スジのような細い谷が多数見えています。2018年2月23日17時18分。Orion VX12(30㎝、f=120cm)反射望遠鏡にASI 1744またはASI 224 CMOSカメラで動画撮影(30秒)したものを静止画としました。
2. アルプス山脈とコーカサス山脈の交差点
アルプス山脈を鋭くえぐるアルプス谷、アルプス山脈とコーカサス山脈の間に位置する埋没クレーターのカッシーニ、周壁の発達したアリストテレス(右上)など名所がびっしりです。撮影条件は1.と同じ。撮影:2018年2月23日17時23分。
3.コペルニクスとカルパチア山脈
カルパチア山脈はコペルニクスの北側に連なり、弧峰であるコペルニクスの傘のような印象です。ごつごつした他の山脈とは異なり、平べったい台地が不規則に並んだように見え、成因の違いが示唆されます。2018年2月26日20時07分。
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