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2020年1月18日土曜日

2019年天体撮影のまとめ(その3 彗星と星雲・星団)

1)ウイルタネン彗星とプレアデス (すばる) 星団    
  ウィルタネン彗星は19481月にウィルタネンが発見した、公転周期約5.4年の周期彗星です。4等星くらいまで明るくなったのに尾は淡くて肉眼で見えず、撮影しても可視化できませんでした。撮影日時:201812152245分~58

2) スイフト・ゲーレルス彗星とアンドロメダ銀河
  スイフト・ゲーレルス彗星は、1889年にスイフトが発見した周期彗星です。今回の撮影時は10等級と暗く、3.4等級のアンドロメダ銀河よりかなり見劣りしますが、アンドロメダ銀河の存在感が高いためすばらしい光景になっています。撮影日時:201811011942分~53

3) ジャコビニ・チンナー彗星とかもめ星雲
  ジャコビニ・チンナー彗星は、1900年にジャコビニが発見し、1913年にチンナーが再発見した公転周期6.6年の周期彗星です。かもめ星雲の近くを通過した108日と9日に撮影に成功しました。本体の明るさは8.1等しかありませんでしたが、尾がしっかり伸びた彗星らしい姿と、赤く大きいかもめ星雲とのコントラストは見事でした。撮影日時:20181090318分~31分。

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