本当に久しぶりに透明度の高い夜でした。おかげでなじみの星雲が違って見えるほど良質な画像が撮れました。ISO感度を高めに設定し露出3~4分で10枚撮影という条件で、ひとつの対象に30~40分かけました。前回の遠征が11月で2カ月も前なのと、今回初めてPole Masterという正確な極軸合わせを使ってみたことなどでいくつかトラブルがあり、実際の撮影を始めたのは22時近くでした。さらに1時半ころには雲が出てきたため4つほどの天体しか撮影できませんでした。
今回はぎょしゃ座の勾玉(まがたま)星雲です。起立部分には赤いフィラメント構造がよく見えています。このくらい細部が写ってくれると撮りがいがあります。しかし青いフィラメントはあまり見えていません。次回は感度と露出時間をいじってみるつもりです。
FC100DL屈折 (D10cm, reduced FL59cm)をPHD2ガイドAVX赤道儀に載架し, EOS6D(Seo-SP4)(ISO6400, 露出4分)で撮影。10枚コンポジット。2020年1月22日01時50分~2時30分(総露出30分間)
0 件のコメント:
コメントを投稿