9月30日にうすずみ温泉で撮影した最後の画像です。わし/かもめ星雲(IC2177)はシリウスの北東7度の位置にある大きな星雲です。その呼称は国内では「わし星雲」が一般的ですが、M16もわし星雲と呼ばれており紛らわしくなります。そこで海外での一般呼称である「かもめ星雲」を併記し「わし/かもめ星雲」としました。
2016/10/13
いっかくじゅう座の青い散光星雲(IC2169, NGC2245, 2247, IC445)(9月30日)
コーン星雲/クリスマスツリー星雲の東側、バラ星雲の北側に青い散光星雲の集団があります。一番大きいのはIC2169で、これをカタツムリの殻に、NGC2245と2247を目と見立て、全体を「かたつむり星雲」と呼ぶ人が国内にいるようです。星雲の淡い部分がかなりの難物で、この画像からカタツムリの連想には至りませんでしたが、想定されるカタツムリのイラストを付けておきます。(上)タムロンズーム300 mm 望遠レンズ装着EOS-6DでISO6400、露出90秒で撮影。(下)8㎝ED屈折直接焦点。EOS kiss x7i ISO6400, 露出90秒。IC2169が中心でカタツムリの目のあたりが欠けてしまいました。上下ともスカイウオッチャーEQ3赤道儀でノータッチガイド。2016年9月30日03時44分頃。トリミング。
2016/10/12
コーン星雲・クリスマスツリー星団(NGC2264)(9月30日)
いっかくじゅう座のバラ星雲の少し北側に位置する一連の星雲・星団として、コーン星雲・クリスマスツリー星団(NGC2264)及びキツネの毛皮星雲があります(10月4日の本ブログ参照)。淡いので名前をうかがわせる姿は想像するしかありません。これらと少し離れたところに扇形のハッブル変光星雲(NGC2261)があります(上画像の右上)。ハッブル変光星雲は明るさと形を変える星雲で、いっかくじゅう座R星の近くの密集した塵の雲が周期的にR星からの光を妨げるためと考えられています。
8cmED屈折(f=560mm)/EOS kiss 7i、ISO6400、露出90秒。2016年9月30日03時26分~。4枚コンポジット。
300㎜望遠レンズ装着EOS-6DでISO6400、露出90秒。2016年9月30日03時26分~。4枚コンポジット。上の画像は四角く囲んだ部分に対応します。
2016/10/05
ふたご座足元の赤い星雲(9月30日)
ふたご座の足元には美しい散開星団M35がありますがその近くには個性的な星雲があります。モンキーフェース星雲(NGC2174-5)、三連符の小さな星雲(IC2162)そしてクラゲ星雲(IC443)です。
三星雲の位置
クラゲ星雲の一部が欠けてしまいました。300㎜望遠レンズ装着EOS-6DでISO6400、露出90秒。2016年9月30日03時36分~。4枚コンポジット。
モンキーフェース星雲(NGC2174-5)
左向きのサルの顔わかりますか? 8cmED屈折(f=560mm)/EOS kiss 7i、2016年9月30日03時36分~。4枚コンポジット。
三連符の赤い星雲(IC2162)
撮影方法は上に同じ。2016年9月30日03時23分~。
ばら星雲(9月30日)
シーズンはじめということもあり、有名星雲のオンパレードになっています。ばら星雲を300㎜で撮ると南側(右側)に小さな赤い星雲が3つほど飛び石で連なっています。画像の右側に見えている小さな赤い星雲はこのうちの一つで、ばらの蕾とも言われるシャープレスカタログSh2-280です。
キャノンEOS-6Dにタムロン300㎜望遠レンズによる画像
ISO6400、露出90秒。2016年9月30日02時53分から4枚の撮像をコンポジット。
EOS 7iによる8cmED屈折の直接焦点像
撮影日時、撮影条件は上の画像と同じ。
2016/10/04
オリオン座とその周辺(9月30日)
夜半過ぎには冬の星座が昇ってきます。EOS-6D 広角28㎜ (F6.3)でオリオン座周辺を撮ってみました。銀塩時代には難しかった記憶のあるバーナードループやエンゼルフィッシュが簡単に写りました。透明度が高いせいもあるでしょうが、高感度デジタルカメラの進歩に感謝です。2016年9月30日04時38分から。ISO6400、露出90秒。4枚をコンポジット。うすずみ温泉にて。
2016/10/03
オリオン座中心部(9月30日)
上段は、300㎜ (F6.3) 望遠レンズ(カメラはEOS-6D)で撮ったオリオン座の中心部。オリオン座を代表する大星雲M42(右上)、馬頭星雲(中央)とM78(左下)。 下段は、馬頭星雲の拡大で、8cmED屈折(f=560mm)の直接焦点像。2016年9月30日02時33分~。いずれもISO6400, 90秒露出。3~4枚コンポジット。うすずみ温泉にて。
2016/10/01
アンドロメダ銀河(9月30日)
この季節、撮影の手始めはやはりこれです。アンドロメダ座は天頂付近にまで昇り撮影の好機であるだけでなく、透明度の善し悪しの判断基準になります。また撮影機材をチェックするのにも役立ちます。上:EOS 6Dに望遠レンズ(タムロン28-300mm;300㎜にて)。下:8㎝ED屈折にEOS kiss 7iにて。いずれもISO6400, 露出90秒。EQ3赤道義ノータッチガイド。2016年9月30日02時03分。うすずみ温泉。9月10日撮影のアンドロメダ銀河に比肩しうる画像です。
はくちょう座網状星雲(9月30日)
9月10日撮影のものより解像度はやや劣りますが、明るい左のNGC6692と右のNGC6692をペアで8㎝屈折で撮影することができました。8cmED屈折にキャノンEOS kiss 7i (ISO6400、露出90秒)で撮影。4枚の画像をコンポジット。ステライメージ6で画像処理。2016年01時34分~。
雲間のNGC253銀河(9月30日)
「NGC」はニュージェネラルカタログ(New General Catalogue)の略で7,840個の星雲、星団や銀河などのカタログです。NGC253はちょうこくしつ座の銀河で、1000万光年と比較的近く距離にあります。アンドロメダ銀河M31、さんかく座M33に次いで明るく大きい銀河ですが、南の低空に見えるため撮影には透明度の高い空が必要です。いつも出かけているうすずみ温泉では9月29から30日にかけて高い透明度に恵まれ、NGC253を撮影してみました。雲が多いため露出時間を通常3分から90秒と短くし、その反面、ISOを通常3200から6400に上げて撮影しました。雲を縫っての撮影となりましたが、期待以上の画像を得ることができました。今後はもっと大きな口径で狙ってみたい対象です。
8㎝ED屈折望遠鏡(焦点距離560mm)直接焦点、キャノンEOS kiss 7i(IR換装)、ISO6400、露出90秒。2016年9月30日0時39分から撮影した4枚をコンポジット。トリミング。左側は雲。
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