2025/09/17

土星(9月15日)

 
 土星を撮影しました。ごらんのように輪が細くなっていて、木星と間違えてしまいそうです。輪を真横から見るタイミングの時は、輪が全く見えなくなってしまいます。土星は30年で1回、太陽を回りますが、地球が土星を追い越していくタイミングで15年に1回、輪を真横から見る年がめぐってきます。今年はその年に当たります。

土星の輪は土星の赤道面に沿って広がっていて、太陽系の公転面に対して約27度傾いています。このため、地球から見ると輪の角度が年々変化していきます。地球は1年で太陽を一周するので、地球と土星の位置関係は毎年少しずつ変化し、約15年ごとに土星の輪が真横を向くタイミングが訪れます。輪が薄いため(数十メートル程度)、このときは望遠鏡でもほとんど輪が見えなくなります。撮影条件:Sky-Watcher DOB16(40cm FL180cm, F4.5)/ 同EQ8-Pro赤道儀 / バローレンズ 5x 拡大、Zwo ASI290MC/2000コマ。2025年9月15日23時45分。自宅にて。

  • 2025/09/14

    ターコイズフリンジに注目(9月8日)

      赤銅色のの縁に青緑色の帯が浮かび上がる『ターコイズフリンジ』のようなものが確認できました。これは地球の成層圏にあるオゾン層が赤い光を吸収し青い光を透過することで生じる現象と言われています。ホワイトバランス調整を含めいくつかの画像処理を加えて明瞭化を試みてみました。撮影機材は前の画像に同じ。ISO800, 露出3.2秒、2025年9月8日20時28分。

    2025/09/13

    ターコイズフリンジと赤銅の月:9月8日未明の皆既月食

     

     9月8日未明の皆既月食は、自宅の南西にある山の影響で開始時から皆既食の最深部到達までの限られた時間しか観測できませんでした。しかし、好天に恵まれ、皆既食の核心部分を撮影することができました。画像の説明:00:24は食前の通常の月、00:57から01:29は半影食の月、01:39から02:19は部分食の月、02:26から02:49は皆既中の月。皆既月食時の半影月食は注目度が低いですが地球の影に徐々に覆われていく様子は興味深いです。時とともに月は劇的に変化し、02:20頃には赤銅色に染まった皆既食の月が現れました。皆既に入る直前、月の縁に青緑色の帯が浮かび上がる『ターコイズフリンジ』が確認できました。これは地球の成層圏にあるオゾン層が赤い光を吸収し青い光を透過することで生じる現象です。撮影条件:CAPRI-80ED屈折 ((D80mm, FL560mm、F7)赤道儀(スカイウオッチャーEQ3)、Canon EOS6Dカメラ、撮影時刻は図中に示す。撮影のISOと露出時間は以下に示す。1) 00:24画像, ISO200, 1/400秒、 2) 00:57画像、ISO200, 1/500秒)、3) 01:13画像、 4) 01:29画像、ISO200, 1/250秒、5) 01:39画像、ISO200, 1/200秒、 6) 01:54画像、ISO200, 1/125秒、7) 02:06画像、ISO200, 1/125秒、 8) 02:19画像、ISO800, 1/200秒、9) 02:26画像、ISO800, 1/2秒、10) 02:32画像、ISO800, 1/2秒、11) 02:41画像、ISO800, 1.3秒、12) 02:49画像、ISO800, 3.2秒。2015年9月8日、自宅にて。


    2025/09/10

    山の端をゆく皆既中の月(9月8日)

     山の端の木々かすめる皆既中の月です。みずがめ座の星々がかすかな光を放ちます。我が家の南西には角度30°以上の山があり、この後しばらくして赤い月は山陰に隠れました。撮影条件:タムロンズームレンズ(250mm)ISO1800、露出2.0秒、2015年9月8日02時50分頃、自宅にて。

    2025/09/08

    皆既月食(9月8日)

     

    今回の皆既月食(2025年9月8日未明)は、約3年ぶりに日本全国で観測可能な貴重な機会でした。月は 1時27分に欠け始め2時30分から3時53分まで皆既状態となり、4時57分に部分食が終了しました。岐阜県周辺では前線の影響が懸念されていましたが、太平洋側では晴れ間が広がり、観測には絶好の条件となった地域も多かったようです。画像は2時50分頃の皆既中の月の速報です。近日中に月食のまとめをアップします。撮影条件:CAPRI-80ED屈折 ((D80mm, FL560mm、F7)赤道儀(スカイウオッチャーEQ3)、Canon EOS6Dカメラ、ISO1800、露出1.5秒、2015年9月8日02時50分、自宅にて。