2018/12/17

おうし座を行くウィルタネン彗星(12月15日)

ウィルタネン彗星は12月15日にはすばる星団に接近中ですが、このあと、すばるとヒアデス星団の間を通り、カリフォルニア星雲をかすめてぎょしゃ座に向かいます。このあたりは赤い星雲が散在する名所で、12月21日、22日にはまが玉星雲に最も近づき、23日にはぎょしゃ座α星のカペラに1°まで接近するなど、今年いっぱいは見どころがあります。
サムヤン24㎜広角レンズ(F1.4をF4.0に絞る)を装着したキャノンEOS6D (Seo-SP)をケンコースカイメモSに搭載。ISO1600, 露出30秒で2018年12月16日0時19分から28分まで撮影。画像をDeepSkyStackerで10枚コンポジット。Photoshop CC, ステライメージ8などで画像処理。うすずみ温泉にて。


ウィルタネン彗星/46P とすばる星団(M45)の接近(12月15日)

12月15日のウィルタネン彗星とすばる(プレアデス) 星団です。ウイルタネン彗星は地球に最接近中で、非常に大きく、明るくなっています。肉眼でそれと認めれるほどではありませんが、3等台、250㎜の望遠鏡では35mmフルサイズカメラの視野いっぱいです。非常に迫力がありますが、やはりテイル (尾) は見えておらず奇異な印象があります。
タカハシFS60CB屈折, キャノンEOS6D (HKIR), セレストロンAVX赤道儀, ISO3200, 露出1分。2018年12月15日22時06分~17分。DSS10枚コンポジット。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

サムヤン85㎜望遠レンズ (APS-Cで125㎜) を装着したキャノンEOS60D(APS-C), UHC フィルター, ISO3200, 露出3分。2018年12月15日22時45分~58分。DSS 5枚コンポジット。うすずみ温泉にて。

2018/12/13

ふたご座流星群(12月10日)

ふたご座流星群は12月14日を極大としていますが極大日の前からある程度の出現が認められます。その経路から同流星群と思われる流星が12月10日のオリオン座の画像に写り込んでいました。他の星座も含めて1分露出で計80枚ほど撮影しましたが流星を認めたのはこの1枚だけでした。これに励まされた形ですが、天候が良ければ今夜から撮影を開始したいと思います。
キャノンEOS kiss x7i, サムヤン24㎜広角レンズ (実際は36㎜), F2.8, ISO1600, 露出60秒。
2018年12月10日23時42分。うすずみ温泉にて。 

2018/12/12

スイフト・ゲーレルズ彗星(12月10日)

このスイフト・ゲーレルズ彗星はウイルタネン彗星に比べるとずっと暗い(9等台)のですが、中天にあって真夜中でも見えるのでウイルタネン彗星のついでに撮影してしまう傾向があります。今回もその線での撮影です。ウイルタネン彗星に付き合ってか暗いからか、この彗星も尾が見えません。
上:サムヤン85mm, F1.4レンズ (F2.8で使用)をキャノンEOS60D (HKIR)に装着(実際の焦点距離は125mm)、UHCフィルター。ISO3200, 露出2分、raw画像を10枚DSSコンポジット。
下:タカハシFS60CB屈折(reducerシステム使用で250mm)にEOS6D (Seo-SP4)ボディーを装着。ISO3200, 露出2分。
 いずれもSky Watcher EQ3赤道儀に搭載しノータッチガイド。矢印の先が彗星。

尾が見えてこないウイルタネン彗星(12月10日)

ウイルタネン彗星の近日点通過が3日後に迫りましたが、いまだに尾らしきものが見えてきません。4等星を割り込むほどに明るくなっています。動きが速いので彗星基準でコンポジットし、彗星像をシャープにしても尾は見えていません。気長に待ちたいと思います。
タタカハシFS-60CB (reducerの使用で250mm)、キャノンEOS6D(HKIR)、ISO3200, 露出2分。連続18枚をDSSコンポジット(彗星基準)。2018年12月10日23時00分から撮影開始。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

2018/12/08

46P/ウイルタネン彗星(12月5日)

 いよいよウイルタネン彗星が明るくなってきました。12月13日に近日点を通過し、地球に接近するとさらに明るくなり、最終的には4等から3等台にまで明るくなると予想されています。以下、異なる光学系でとらえた12月5日のウイルタネン彗星です。こちらも尾は全く見えていません。
上:590㎜、中:250㎜、下:36㎜








2018/12/07

さんかく座を行くスイフト・ゲーレルズ彗星(64P)-その3-(12月5日)

スイフト・ゲーレルズ彗星を590㎜でとらえた画像です。広がりのあるコマが実感できますが尾は見えないようです。
タカハシFC100DL屈折(D100㎜、reduserでFL590㎜)、キャノンEOS6D(Seo-SP4)、ISO5000, 露出1分。30枚をDSSコンポジット。2018年12月5日18時50分~19時30分。

さんかく座を行くスイフト・ゲーレルズ彗星(64P)-その2-(12月5日)

引き続きスイフト・ゲーレルズ彗星(64P)を250mmでとらえた画像です。M33は無理でしたがNGC725散開星団を画面左上に組入れてみました。前回の125mmに比べ、彗星は明るく明瞭に写っています(画面中央よりやや右下)が尾はやはり見えないようです。
タカハシFS-60CB (reducerの使用で250mm)、キャノンEOS6D(HKIR)、ISO3200, 露出1分。7枚をDSSコンポジット。2018年12月5日21時17分から26分。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。

2018/12/06

さんかく座を行くスイフト・ゲーレルズ彗星(64P)(12月5日)

 スイフト・ゲーレルズ彗星(64P)を125㎜相当の望遠レンズでとらえた画像です。すでにアンドロメダ銀河近くを移動中の同彗星を11月2日の本ブログで紹介していますが、動きは遅く、画像でわかるように今でもさんかく座のM33渦巻星雲の近くにいます。M33の反対側には散開星団NGC752があってにぎやかな様相を呈しています。
 サムヤン85mm, F1.4レンズ (F2.8で使用)をキャノンEOS60D (HKIR)に装着(実際の焦点距離は125mm)、Sky Watcher EQ3赤道儀に搭載しノータッチガイドを行った。UHCフィルター。ISO3200, 露出2分、raw画像を5枚DSSコンポジット。



コーカサス山脈とアルプス山脈の交わる付近(7月20日)(天文ガイド1月号読者の天体写真「一般の部」入選)

【説明とアピール】アルプス山脈とコーカサス山脈が交わる領域は月面で最も美しい場所のひとつです。両山脈の山並みの対比や、半埋没の古いカッシーニと高い周壁をもつ比較的新しいアリスティルスとの対比など、個性を競い合っている場所のように思えます。

この作品に対する【寸評】で、プリンターのギャップ調整不良の跡があると指摘されました。これは調整不良というよりプリンターの性能の問題であることに気付き、高性能なプリンターを購入することにしました(キャノンPIXUS Pro10S)。以後プリント画質の向上が期待されます。
英国オライオン社VX300-S (D=30cm, f=120cm, F4) ニュートン式反射 (テレビュー社パラコアタイプ2を装着)にASI 174MMカメラ(ZWO社)+テレビュー社パワーメイト(5x)で15秒間の動画を撮影。AutoStakkert!3でスタック、RegiStax6でウエーブレット処理し、ステライメージ 8、Photoshop CCで画像調整。2018年7月20日19時5分、自宅にて。