5月14日から15日にかけて木星、火星、土星を撮影。シーイングは、木星撮影時はまずまずで火星、土星のときはさらに良好。4月23日撮影の3惑星に比べると火星の接近があったとしても全体として良い像が得られた。土星はカシニの空隙が全周で見えるだけでなくその外側のエンケの空隙(?)らしき帯も初めて写すことができた。また火星は細かな模様が見える。木星の左に見える衛星エウロパが木星面上に投影している。同一光学系で撮影し、ASI224カメラの60秒(木星)、40秒(火星、土星)の動画をRegistax 6でスタック、ウエブレット処理、ステライメージ6で処理。撮影時刻:木星、2016年5月14日22時42分;火星、5月15日00時41分; 土星、00時46分。岐阜市内自宅にて。
2016/05/21
2016/05/16
上弦の月、クレーターチェイン(5月14日)
ASI224カメラによる月面の拡大像を紹介します。5月14日は上弦でかけ際のクレーターがよく見え、シーイングも比較的良好でした。南から北に、クレーターチェインを拡大して紹介します。
まず1番目は、1)ストフラー。小さなクレーターが段々畑のように重なります。
まず1番目は、1)ストフラー。小さなクレーターが段々畑のように重なります。
2)ワルター(中央上)、アリア―ンシス(下左)、ウエルカー(下中央)。
ワルターの内部は複雑。
3)プルバッハ。中央に小さなクレーターが連なる。
4)アルザッケル(上)とアルフォンスス(下)。中央丘と外輪山は夜明けを迎えている。
5)プトレメウス。巨大なクレーターの底部に多数のへこみやドーム状隆起が見える。
6)アルパテグニウス。斜めの切れ込みはクレーターを横断するものもある。
7)ヒッパルコス。内部のしわ構造に沿ってドーム状構造が並ぶ。
8)相思相愛ハートまたは相撲の軍配のような形をした構造物。名称は未確認。
9)アリステュッカス(下右)、アウトリュコス(中央)、アルキメデス(右端)。
クレーター外壁のひだや海のしわが特徴的。
クレーター外壁のひだや海のしわが特徴的。
10)アルプス山脈のふもとに位置するカッシーニは日本刀の鍔(つば)のような形をしている。
11)アルプス谷。深くて広い切れ込みは月面一。
EQ6pro赤道義/Orion VX12反射(30㎝)に5xバーローレンズ+ASI224カメラで動画撮影した。15秒間の画像をRegistax 6でスタック、ウエーブレット処理。ステライメージ6で画像処理。撮影2016年5月14日21時55分-22時30分。
2016/05/15
しらびそ高原の天の川(5月12日)
5月12日はしらびそ高原まで遠征しました。光害は中央アルプスと南アルプスに遮られ、標高2000メートル近い高度であることから、しらびそ高原の星空の素晴らしさは定評があります。岐阜から車で3時間半と比較的短時間でいくことができます。この夜は月が夜半まで残りましたが雲の心配はなく、夜半には漆黒を背に満天の星空が広がりました。18㎜広角レンズで捉えた夏の銀河をお目にかけましょう。また後日、他の画像も含めて詳細を再掲載します。
いて座とさそり座の銀河
IR換装なしのカメラでの撮影のためHα散光星雲や火星の赤色が弱いのが少し残念です。
キャノンEOS kiss x 5 に18㎜広角ズームレンズ、ISO1600, 露出3分。ケンコーソフトンAにじみフィルター使用。
トリミングなし。2016年5月13日01時39分
トリミングなし。2016年5月13日01時39分
いて座からわし座の銀河
撮影条件は上に同じ。2016年5月13日0時58分。トリミングなし。
2016/05/14
月面散歩(5月13日)
テェオフィルス(左)とキリルス(右)上
晴れの海のポシドニウス
EQ6pro赤道義/Orion VX12反射(30㎝)に5xバーローレンズ+ASI224カメラで動画撮影した。15秒間の画像をRegistax 6でスタック、ウエーブレット処理。ステライメージ6で画像処理。撮影2016年5月13日19時33分頃。AS1224カメラは分解能が高く精細な画像が得られます。
2016/04/23
三惑星勢揃い(4月23日)
3月9日に衝(太陽と180°の位置にくる)となった木星が西に傾く夜半過ぎさそり座のアンタレスの近くで赤く輝く火星が南中しそのすぐ東には土星が輝いています。もう火星は土星よりずっと明るく木星に迫ろうかという輝きです。同一時刻に3つの主な惑星を観測できる好条件がここ2か月ほど続きます。
みかけの大きさを反映する形で三惑星を並べ、その上には2倍に拡大した火星を置いてあります。シーイングはあまり良くありませんでしたが好天が少ないので撮影しました。火星は今シーズン初です。運よく大シルチスを中心とする火星で最も大きな模様が見えています。ケンコーEQ6pro赤道義/Orion VX12反射(30㎝)に5xバーローレンズ+ASI224カメラで動画撮影した。木星(90秒)、火星(60秒)、土星(60秒)の画像をRegistax6でアライン、スタックした。ステライメージ6とPhotoshopCCで画像処理。撮影時刻:2016年4月23日00時33分(木星)、01時26分(土星)、01時45分(火星)。
2016/04/17
3日連続の夕月(4月13、14、15日)
春の夕月は高度があり撮影にはもってこいですが、菜種梅雨で天候に恵まれないことも多い季節です。この4月は比較的晴天が続き、3日間連続で上弦とそれ以後の月を撮影することができました。これまでも何回か掲載していると思いますが、ASI244カメラによる高解像度モザイク画像にまとめました。なお14(左)、15日(中)の撮像は掲載済のものを、16日分(右)は初掲載です。
以下、4月16日の絶景を2つ。
南部山岳地帯、クラビウスとティコ
夜明けのコペルニクス
2016/04/16
月面拡大像(4月15日)
ASI224カメラで月をVX12直接焦点撮影すると、150倍くらいの倍率で望遠鏡を覗いた様子に近い印象の画像が得られます。 4月15日の撮像の中から月の名所を選んでみました。
中央部に位置する大クレーター群。この場所からは地球が常に天頂にみえます。
北部のアルプス山脈、アペニン山脈と晴の海。月の絶景のひとつです。
月齢9.0の月(4月15日)
上弦1日後の月のモザイク。ASI224カメラにてOrionVX12反射直接焦点(30cm, 1200mm)の動画から安定静止像6枚を作製しステライメージ6で画像処理を行いモザイク張りしたもの。2016年4月15日22時45分頃。自宅にて。
2016/04/15
ASI224カメラによる月面(4月14日)
上弦の月のモザイク写真です。シーイングは良くなかったのですがASI224カメラの解像度の高さが伺えます。ASI224カメラにてOrionVX12反赤直接焦点の動画を撮影しそのうち像の安定した瞬間を1枚撮りで画像とし、4枚の画像をモザイク張りしたもの。スタックは行っていない。2016年4月14日20時37分頃。自宅にて。
2016/04/10
木星(4月9日)
久しぶりの今月初めての投稿です。やはり主役は木星。なかなかよいシーイングにめぐり会えませんが昨日のベストショットを掲載します。2016年22時25分から90秒の動画をRegistax 6、ステライメージ6、photoshopCCで処理。赤道帯の南赤道縞との境界付近に強い暗色のアーチ状構造が見えています。OrionVX12反射望遠鏡にZWO社ASI224MCカメラ(カラー)カメラで動画撮影。
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