2025/10/28

ポシドニウスクレーター:月面の地質博物館'(10月10日)

 画像中央に位置するポシドニウスクレーターは、直径約95kmの複雑な構造を持つ衝突クレーターです。中央には隆起した丘があり、火口底には蛇行する谷が走っています。これらの地形は、月面の地殻変動や溶岩活動の痕跡を物語っており、まるで地質博物館のようです。月の欠け際に位置するこのようなタイミングでは、ポシドニウスの周壁が強く輝き、立体感が際立ちます。満月前後の観察では、谷や丘の陰影が美しく浮かび上がり、撮影にも最適です。
 ポシドニウスの東側には滑らかな玄武岩で覆われた晴れの海が広がっています。平坦な海と複雑なクレーターの対比は、月面の形成史の違いを視覚的に示してくれます。
撮影条件:スカイウオッチャー(SW DOB16 反射/SW EQ8R赤道儀/SWコマコレクター (F4-5用)/テレビューパワーメイト 2.5 x (合成f 4500mm F 11.25/バーダーIRパスフィルター695nm/ ZWO ASI 178MM(モノクロ) CMOSカメラ 100フレーム/10秒、2025年10月10日01時29分、自宅にて。

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