2024/12/01

網状星雲東(NGC6992)(11月24日)

 自宅での40cm反射赤道儀(SW DOB16/EQ8-R)による星雲、星団撮影を継続して行くにあたりいくつか固めておきたい点があります。まず第1にオートガイドの方法です。天体の導入、撮影はステラショット3で行っておりその点は申し分ないのですが、なぜかどうしてもステラショットのオートガイドがうまくいきません。諦めて他の方法を試したところM-genが良好でした。1分以上の露出には必須となりました。30秒程度の露出でも星の形がよいようです。第2はフラットフレームです。色々可能な方法を試してみましたが、スカイフラット、特に撮影前または直後、鏡筒の前に光拡散板を置いて同じか倍の露出時間で撮影したフラットフレームが最もフラット効果があるようです。掲載したのはこの2つの条件を満たして撮影した画像です。撮影条件:SW DOB16反射望遠鏡  (D400mm, FL1800mm)/キャノンEOS6Dカメラ/QBPフィルター/CCDT67 Reducer (0.67x Reducer for RC6) ISO3200, 露出30秒で撮影した20コマをDSSスタック。撮影時刻 2024年11月24日 21時11分~18分




 

2024/11/11

にぎやかな宵の西空(紫金山ーアトラス彗星と夏の星雲)(11月8日)

                          (左)紫金山ーアトラス彗星(C/2023 A3)は夕暮れ時かなり高い位置にあり長時間観察が容易になってきました。明るい都会の空でも望遠鏡を使えば依然として尾をはっきりと捉えることができます。まだしばらくは楽しめそうです。撮影条件:スカイウオッチャー40cm反射/キャノンEOS6Dカメラ、ISO3200、露出10秒、2024年11月8日18時6-9分. 11枚をDSSスタック。自宅にて。

はくちょう座デネブ近くの北アメリカ星雲(上左)とペンギン星雲(上右)の部分的拡大です。有名な星雲なので全体像はよく知られていますが、大きな星雲なので部分的に拡大されるとわかりにくいものです。左は北アメリカのメキシコ湾、右はペンギンの顔とくちばしの拡大です。青く光る星はペンギンの ”眼”ではありません。撮影条件:スカイウオッチャー40cm反射/キャノンEOS6Dカメラ、ISO12800、露出10秒、2024年11月8日18時6-9分. 130枚(左)、50枚(右)をDSSスタック。自宅にて。









2024/11/05

Seestarで撮った紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3))(10月30日)

 Zwo Seestar S50で撮影した紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 )です。10秒ごとに撮像して6分間スタックした画像でとくに加工処理は加えていません。通常撮影よりスタック数が多いためか画像はしっかりしていてまだまだ余裕がありそうです。Seestarは彗星の観察撮影に適性が高いですね。撮影開始時刻2024年10月30日18時31分。うすずみ温泉にて。
 

2024/11/04

遠ざかる紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3))(10月30日)

 
紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3))は散開星団 IC4665(画像内右側)の西側を通過中で地球から遠ざかりつつあります。21日に比べると明るさは4.4等くらいから5.6等くらいに、尾の長さは半分以下になっているようです。観測条件は良好なのでこれからはもう少し大きな望遠鏡による追跡にバトンタッチです。撮影条件:サムヤン80mmレンズ(F1.4, 今回はF2.8で使用)/キャノンEOS60Dカメラ、ISO   1000、露出30秒、2024年10月30日18時36-43分. 11枚をDSSスタック。本巣市根尾門脇 うすずみ温泉にて

2024/10/28

沈みゆく紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3))(10月21日)

 
沈みゆく紫金山-アトラス彗星です。撮影当日は空の透明度が高く、彗星核ばかりでなく淡いテイルまでもが地平付近の低空で見えていました。このような機会は少ないのではないかと思い経時的変化を記録しアップしました。雲が邪魔をしていますがテイルとは区別できます。撮影条件サムヤン80 mm レンズ(F1.4, 今回はF2.8で使用)/キャノンEOS60Dカメラ、ISO800、露出10秒、2024年10月21日 1)19時50分  2)20時02分 3)20時06分 4) 20時09分. すべて一枚撮り。本巣市根尾門脇  うすずみ温泉にて。

2024/10/24

Seestar S50で撮った紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 )(10月21日)

紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 )を前項と同じ根尾のうすずみ温泉でZwo製のSeestar S50で撮影した画像です。10秒ごとに撮像して11分間スタックした画像で加工処理は加えていません。 撮影開始時刻2024年10月21日19時38分。岐阜県本巣市根尾うすずみ温泉にて

2024/10/23

根尾うすずみ温泉郷で見た 紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)(10月21日)

  昨日初めて紫金山-アトラス彗星を撮影できたことが励みとなり、長い尾をできるだけ暗い空で撮影しようと本巣市根尾にでかけました。しかし期待に反し、日没後の西空にはたくさんの雲がわき始め、とても観測は不可能かと思われた19時近くになって急速に雲がなくなって西空が晴れ上がりました。それから彗星が沈むまで機材をフル回転。忙しさと幸せが一杯の30分間でした。以下にその成果を披露します。

 二つの光学系で撮影した紫金山-アトラス彗星です。市中の明るい空では尾は短くしか映りませんでしたが、根尾の暗い空のもとではダストテイルが長く伸びています。濃いダストテイルと、それとは反対方向に伸びる淡いアンチテイルが印象的です。

近くに二つの球状星団、M10とM12があり、80㎜画像に写り込んでいました(下図)。

  タカハシ60mm屈折望遠鏡(f250mm,  F4.1) /キャノンEOS6Dカメラ、ISO800、露出10秒、2024年10月21日19時02-5分. 10枚をDSSスタック。本巣市根尾門脇 うすずみ温泉にて


サムヤン80mmレンズ(F1.4, 今回はF2.8で使用)/キャノンEOS60DカメラISO800、露出10秒、2024年10月21日19時04-09分. 10枚をDSSスタック。本巣市根尾門脇 うすずみ温泉にて

Seestar S50で撮った紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 )(10月20日)


前項で紹介した紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 )を同一日にZwo製のSeestar S50で撮影した画像です。10秒ごとに撮像して3分間スタックした画像で特に加工処理は加えていません。 撮影開始時刻2024年10月20日18時53分。近所の川土手にて。

2024/10/22

紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)(10月20日)

 紫金山-アトラス彗星は10月から夕方の空に見え始めましたが、当地では悪天が続き10月20日になってようやく近くの川の土手から雲間に彗星を捉えることができました。肉眼でかろうじてその存在を認められる程度の明るさでしたが、長いダストテイルを引くその姿はかつての大彗星、池谷・関彗星(C/1965 S1)を彷彿とさせました。撮影条件:タカハシ60mm屈折望遠鏡(f250mm,  F4.1) /EOS6Dカメラ、ISO 800、露出10秒、撮影時刻:2024年10月20日18時6-7分. 自宅近くの川土手。

2024/10/06

直線の壁(7月27日)(星ナビ11月号に入選)

【作者のコメント】直線の壁を中心に強拡大して見ました。壁内部にも小さなクレーターが見えています。
【星ナビのコメント】直線の壁の段差に西から日が当たっていて白く輝いています。東から日が当たると影ができるので黒い直線になります。直線の壁の上にもいくつかのクレーターができているのがわかります。画面左側のバートクレーターの西隣にはバート谷がありますが、その谷と直線壁の段差とでは、影のつき方の違いがわかります。バート谷は溶岩チューブの陥没の連続までわかります。画面右側の三重構造を作るテビットクレーターも入れて興味深い構図に切り取りました。
【撮影機材、撮影法】スカイウオッチャーDOB16 (D400mm FL1800mm F4.5) + コマコレクター+パワーメイト 5x (合成9000mm F22.5) ZWO ASI178MM Baader IRパスフィルター スカイウオッチャーEQ8-R Pro  2024年7月27日02時26分 10秒間 (200コマ) Autostakkert!3/RegiStax6/ステライメージ9/Photoshop CC  キャノンPIXUS Pro-10S 自宅