引き続きスイフト・ゲーレルズ彗星(64P)を250mmでとらえた画像です。M33は無理でしたがNGC725散開星団を画面左上に組入れてみました。前回の125mmに比べ、彗星は明るく明瞭に写っています(画面中央よりやや右下)が尾はやはり見えないようです。
タカハシFS-60CB (reducerの使用で250mm)、キャノンEOS6D(HKIR)、ISO3200, 露出1分。7枚をDSSコンポジット。2018年12月5日21時17分から26分。うすずみ温泉四季菜館駐車場にて。
2018/12/07
2018/12/06
さんかく座を行くスイフト・ゲーレルズ彗星(64P)(12月5日)
スイフト・ゲーレルズ彗星(64P)を125㎜相当の望遠レンズでとらえた画像です。すでにアンドロメダ銀河近くを移動中の同彗星を11月2日の本ブログで紹介していますが、動きは遅く、画像でわかるように今でもさんかく座のM33渦巻星雲の近くにいます。M33の反対側には散開星団NGC752があってにぎやかな様相を呈しています。
サムヤン85mm, F1.4レンズ (F2.8で使用)をキャノンEOS60D (HKIR)に装着(実際の焦点距離は125mm)、Sky Watcher EQ3赤道儀に搭載しノータッチガイドを行った。UHCフィルター。ISO3200, 露出2分、raw画像を5枚DSSコンポジット。
コーカサス山脈とアルプス山脈の交わる付近(7月20日)(天文ガイド1月号読者の天体写真「一般の部」入選)
【説明とアピール】アルプス山脈とコーカサス山脈が交わる領域は月面で最も美しい場所のひとつです。両山脈の山並みの対比や、半埋没の古いカッシーニと高い周壁をもつ比較的新しいアリスティルスとの対比など、個性を競い合っている場所のように思えます。
この作品に対する【寸評】で、プリンターのギャップ調整不良の跡があると指摘されました。これは調整不良というよりプリンターの性能の問題であることに気付き、高性能なプリンターを購入することにしました(キャノンPIXUS Pro10S)。以後プリント画質の向上が期待されます。
英国オライオン社VX300-S (D=30cm, f=120cm, F4) ニュートン式反射 (テレビュー社パラコアタイプ2を装着)にASI 174MMカメラ(ZWO社)+テレビュー社パワーメイト(5x)で15秒間の動画を撮影。AutoStakkert!3でスタック、RegiStax6でウエーブレット処理し、ステライメージ 8、Photoshop CCで画像調整。2018年7月20日19時5分、自宅にて。
2018/11/30
46Pウイルタネン(Wirtanen)彗星(11月29日)
46Pウイルタネン(Wirtanen)彗星は12月になると肉眼で見えるほど明るくなる彗星として話題になっています。遠日点が木星付近にある周期彗星(5.4年周期)で1948年に発見されました。これまで何回も回帰していますが今回は非常に条件がよく、12月3日に太陽に1.055天文単位まで接近したのち、12月16日には0.078天文単位まで地球に大接近します。この距離は月までの距離のたった30倍という接近ぶりです。したがってその頃には大きく、明るく見えることになり、3等星クラスが予想されています。
このように期待度の高い彗星であり、すでに5等星クラスに増光しているという情報があるのでぜひ撮影をと思いうすずみ温泉に出かけました。しかし到着するや否や時雨に見舞われとても望遠鏡を出せる状態ではありません。気持ちはもう帰り支度に入っていましたがしばらくすると天気回復の兆しが見え、粘ることにしました。そのかいあって雲間から撮れた彗星の画像を下に示します。はっきりした尾はありませんが、コマは北側(下側)の方向に偏って濃くなっているようです。これからの変化が楽しみです。
タカハシFC100DL屈折望遠鏡による直接焦点撮影。ステラショット制御のセレステロンAdvancedVX赤道儀でノータッチガイド。2018年11月29日21時41分から52分まで撮影。EOS6D(Seo-SP)でISO3200, 露出1分、10枚をDSSコンポジット。
2018/11/08
秋の星雲(11月6日、7日)
この秋はあまり天候に恵まれず星雲撮影のチャンスは非常に少なかったように思います。加えてジャコビニ・チンナー彗星の撮影にも手を取られてしまいました。そのため、突然の好天に恵まれた11月6日の夜は飢えを満たすように秋の有名な星雲ばかりを撮りまくりました。ひとつだけやったことと言えば、UHCフィルターで撮影を行ったことです。以下、FC100DLでの撮像を紹介します。フィルターの装着により露出時間を長くする必要がありますがカメラの感度ISO6400に上げることで対応しましたがフィルターの関係でAPS-Cカメラを使ったため結果的にはこれが失敗でした。Raw画像の荒れが顕著でどうしようもなく少しマシなJPEG画像で小さくまとめざるを得ませんでした。しかしUHCフィルター効果は大きく当然のことですが赤い星雲の描写が容易になるほか渦巻星雲内に分布する赤い散光星雲が写ります(特にM33)。今後はこの経験を改善に生かしたいと思います。
上段左:NGC7293 らせん状星雲;中:M31 アンドロメダ銀河;右:NGC7635 バブル星雲;下段左:NGC253;中:M33 渦巻銀河;右:NGC2237など, バラ星雲
撮影条件:FC100DL屈折望遠鏡 (reducer, f=590mm, F5.9), セレステロンAVX赤道儀、EOS60D(APS-C)カメラ、オプトロンUHCフィルター、ISO6400, 露出3分, 8枚コンポジット。ステライメージ8などで画像調整。撮影時刻:2018年11月6日20時55分~7日04時01分。
2018/11/07
アリスタルコスの夕暮れ(8月6日、8日)(星ナビ12月号、星ナビギャラリーに入選)
アリスタルコスとヘロドトス周辺の夕暮れ時の欠け際の画像(下)と、その2日前(上)の同じ場所の画像を比較してみました。欠け際の画像からは地形の様子が、その2日前の画像からはアリスタルコスと周辺の発光の様子がわかります。2枚組写真。
(上)2018年8月6日5時4分10秒 (854フレーム);(下) 2018年8月8日5時0分1秒(1,032フレーム)。 いずれも15秒間の動画
2018/11/02
スイフト・ゲーレルス彗星(64P)のM31への接近(11月1日)
標記の64P周期彗星がアンドロメダ銀河 (M31) に接近中とのことでうすずみ温泉へ撮影にでかけました。久しぶりに満天の星でした。同一画面に入れ込むため焦点距離が短めのFS60CB屈折(255mm)にフルサイズカメラボディー(EOS6D)を使いました。彗星はアンドロメダ銀河に比べてずっと暗いのでどこにいるのか見つけにくいと思いますが、右下のボーとした青緑色の星です。尾は見えません。先月のジャコビニ・チンナー彗星のように尾のある派手な彗星だとよいツーショットになるのですが少し寂しい感じです。現在接近中の別の彗星、ウイルタネン彗星は12月に3,4等まで明るくなると予想されているので期待しています。
タカハシFS60CB屈折望遠鏡にキャノンEOS6Dカメラボディーを取り付けて直接焦点撮影。ISO3200, 露出2分。2018年11月1日18時53分から19時05分まで10枚の画像をDSSでコンポジット。
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