2026/05/09

春の北天銀河 (18) ーUFO銀河(NGC2683) ー(3月17日)

やまねこ座の方向、約2800万光年の彼方に位置するNGC2683銀河は、少し斜めから見下ろしたような角度で見えているエッジオン銀河です。海外ではその細長い円盤状の姿から “UFO Galaxy” の愛称でも知られています。銀河円盤の片側がやや茶色味を帯びて見えるのは、星間塵が光を吸収しているためで、立体感のある表情をつくっています。明るさは約10等級、視直径は9分ほどと比較的大きく、小口径機材でも写りやすい対象です。中心部の明るいバルジと、淡く広がる円盤のコントラストが美しく、長時間露光では複雑な塵の帯や銀河円盤の薄さまで浮かび上がります。星形成が比較的活発な銀河としても知られ、電波観測では豊富な中性水素ガスが検出されています。

撮影条件:2026年3月17日1時16分からSeeatar S50による10秒ごとの画像を50分間(300枚) スタック。自宅庭にて。


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