2026/08/18

盛夏の彩り(1)ー“異質なペア” 三裂星雲 M20と散開星団M21ー(8月5日)

                       
盛夏の天の川を彩る天体の中でも、M20(三裂星雲)M21(散開星団)の組み合わせは、同一視野で捉えるときわめて対照的で印象深いペアになります。発光星雲と若い星団という“異質な天体”がわずか数十光年の距離差で並んで見え、星雲の色彩と星団の清涼感が並び立ち、まさに盛夏の夜空の多様性を象徴しています

M20(三裂星雲) 約5,000光年先に位置する星形成領域で、赤いHαの発光部、青い反射星雲、そして三方向に伸びる暗黒帯が複雑に重なり合う、きわめて特徴的な構造を持っています。若い大質量星が周囲のガスを強烈に照らし、色彩豊かな“星雲の彫刻”を形づくっています。M21(散開星団)M20のすぐ北側に位置する若い星団で、年齢は約500万年とされ、星雲のようなガスをほとんど伴わない点が対照的です。青白い若い星々が集まり、星雲の濃淡とは異なる“点の美しさ”を見せてくれます。撮影データ:Seestar S50 / 2026.08.05 22:23 / 24分間露光 自宅にて。



 

0 件のコメント:

コメントを投稿