2026/06/05

春の北天銀河 (2 再) ーひまわり銀河 (M63)ー ( 4月6日 )

                                                                                           

 今回の対象天体 M63(NGC 5055) は、距離約 2,900 万光年 に位置する SA(rs)bc 型の渦巻銀河で、外縁部に広がる“ひまわり”状の フロクチュエーション(flocculent)構造が特徴です。直径は約 10 万光年 と天の川銀河に匹敵し、銀河全体に散在する星形成領域が淡く広がります。今回の Seestar S50 による131 分露光 では、外周の微細な腕の粒状構造まで滑らかに描出され、これまでの当該ブログのM63掲載画像の中でも最も高い解像度レベルに到達している印象があります。中心部の輝度勾配も自然で、長時間露光の効果がよく現れた仕上がりです。
 右上に細長く写る銀河状天体は、主要カタログに登録のない無名の微小銀河です。長時間露光によって初めて姿を現すほど淡い天体で、今回の画像ではっきり確認できたのは収穫でした。

 撮影データ:Seestar S50 / 岐阜市 / 2026.04.06 04h:42m / 総露光131分

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